🌱 はじめに
「使徒の働き」は、イエス・キリストの復活と昇天の後、
聖霊によって誕生した教会が、どのように世界へと広がっていったのか を描いた、壮大な救済の物語です。
迫害、試練、投獄、命の危険――
それでも弟子たちは、主の約束と聖霊の導き を信じ、福音を携えて歩み続けました。
気が付けば、この記事シリーズも 全60本。
一つひとつ祈りを込めて読み進める中で、
神様の大きなご計画と、今も変わらぬ愛 がはっきりと見えてきます。
ここでは、これまで投稿してきた 「使徒の働き 全60記事」 を、
流れがひと目でわかる形でまとめました。
📝 この記事を読むとわかること
- 使徒の働き全体の流れと構成
- ペテロとパウロの役割
- 福音がエルサレムからローマへ広がった道筋
- 全60記事への一覧リンク
📖 使徒の働き 全体構成
使徒の働きは、イエス様が語られた 使徒1:8 の御言葉に沿って進んでいきます。
「あなたがたは、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、
そして地の果てにまで、わたしの証人となります。」
この言葉どおり、
エルサレム → ユダヤ → サマリヤ → 地の果て(ローマ)
という流れで、福音は広がっていきました。
🕊️ 区分① 教会誕生への備え(1章)
イエス・キリストの昇天後、弟子たちはただ祈り、約束された聖霊を待ち続けました。
何も持たず、先も見えない中で、彼らが握りしめていたのは 主の御言葉への信頼 だけでした。
教会の誕生は、人の計画ではなく、神の時と導きの中で静かに準備されていた のです。
👉 主題:祈りと従順、教会誕生の準備
🔥 区分② エルサレム教会の誕生と成長(2〜7章)
五旬節の日、約束の聖霊が降り、教会は力強く誕生しました。
人々の心は悔い改めへと導かれ、交わりと祈り、愛と奉仕に満ちた共同体が生まれます。
しかし同時に、迫害も始まり、信仰は試練の中で練り清められていきました。
それでも福音は止まることなく、主の栄光はますます現されていきます。
👉 主題:聖霊・教会誕生・迫害・信仰の成熟
- 聖霊降臨|使徒2:1-13
- ペテロの宣教と信者たちの共同生活|使徒2:14-47
- ペテロが生まれつき足なえの男をいやす|使徒3:1-26
- 議会でペテロとヨハネを尋問する|使徒4:1-22
- 信者たちが大胆に語り始める|使徒4:23-31
- すべてを共有にする|使徒4:32-37
- アナニヤとサッピラの偽り|使徒5:1-11
- 使徒たちのしるしと不思議なわざ|使徒5:12-16
- 使徒たちの逮捕、天使による解放|使徒5:17-25
- 使徒たちの議会での裁判でガマリエルの助言で釈放される|使徒5:26-42
- 七人の選任|使徒6:1-7
- ステパノの逮捕と死|使徒6:8-7:60
🌍 区分③ 福音の拡大と異邦人救済(8〜12章)
迫害によって散らされた弟子たちは、逃げるのではなく、行く先々で福音を語り続けました。
こうして福音は、サマリヤへ、そして異邦人へと広がっていきます。
神様は民族や文化の壁を越えて、すべての人を救いへと招かれました。
ここに、世界宣教の扉が大きく開かれていく瞬間 が描かれています。
👉 主題:民族の壁を越える福音
- サウロが教会を荒らす|使徒8:1-3
- サマリヤ人伝道|使徒8:4-25
- エチオピア人の宦官の救い|使徒8:26‑40
- ダマスコ途上での出来事とサウロの宣教|使徒9:1-31
- ペテロによるアイネヤのいやしとタビタの生き返り|使徒9:32‑43
- コルネリオとペテロが見た幻による異邦人の救い|使徒10:1‑11:18
- アンテオケ教会の誕生と成長|使徒11:19‑30
- ヤコブの死、ペテロの投獄と解放|使徒12:1–17
- ヘロデ王の死、教会の成長|使徒12:18‑25
✨ 区分④ パウロの宣教旅行(13〜21章)
アンテオケ教会から遣わされたパウロとその同労者たちは、
聖霊の導きに従い、小アジアからマケドニヤ、ギリシャへと福音を携えて旅を続けました。
迫害や困難の中でも、彼らは決して立ち止まらず、人々に主イエスの救いを伝え続けました。
こうして福音は地中海世界へと広がり、各地に教会が建て上げられていきます。
ここには、献身と従順に生きた宣教者たちの歩み が力強く描かれています。
23〜48の記事では、パウロを中心とした
3回にわたる宣教旅行と、各地の教会形成 が描かれます。
👉 主題:献身・宣教・弟子訓練・教会建設
🛫 第1次宣教旅行(23〜27)
- バルナバとサウロの派遣|使徒13:1-3
- セルキヤからキプロスでの宣教|使徒13:4-12
- ピシデヤのアンテオケでの宣教|使徒13:13-52
- イコ二オムでの宣教|使徒14:1-7
- ルステラでの宣教からシルヤのアンテオケの帰還|使徒14:8-28
🏛️ エルサレム会議(28〜29)
🌍 第2次宣教旅行(30〜37)
- パウロがシラスとテモテと宣教する|使徒15:36-16:5
- マケドニヤ人の幻|使徒16:6-10
- ピリピでの宣教|使徒16:11-40
- テサロニケでの宣教|使徒17:1–9
- ベレヤでの宣教|使徒17:10–15
- アテネでの宣教|使徒17:16–34
- コリントでの宣教|使徒18:1–17
- アンテオケへの帰還と新しい旅への出発|使徒18:18–23
🔥 第3次宣教旅行(38〜42)
- アポロの宣教|使徒18:24-28
- エペソでの宣教と奉仕|使徒19:1-12
- スケワの息子たち|使徒19:13–20
- エルサレムを目指すパウロ|使徒19:21–22
- エペソでの騒動|使徒19:23–41
🛤️ 帰還の旅(43〜48)
- マケドニヤとアカヤ再訪|使徒20:1-6
- トロアスでの語り合いと青年の生き返り|使徒20:7-16
- ミレトでエペソの長老たちに語る|使徒20:17-38
- ミレトからツロへ|使徒21:1-6
- ツロからカイザリヤへ|使徒21:7-14
- エルサレム到着|使徒21:15-26
🕊️ 区分⑤ 捕縛と証し、ローマ到達(21〜28章)
エルサレム到着後、パウロは捕らえられ、裁判と幽閉、そして命の危険にさらされます。
しかしそのすべての出来事の中で、神様はパウロを守り、証しの機会へと変えていかれました。
嵐と難破を乗り越え、ついにローマへ――。
この旅路は、苦難の連続でありながら、神のご計画が静かに、確実に成就していく道 でもあります。
福音は、帝国の中心ローマにまで届き、世界宣教の新たな扉が開かれていきます。
49〜60の記事では、
パウロの捕縛・裁判・証し・ローマ到達 が描かれます。
👉 主題:苦難の中の勝利、神の計画の成就
- 神殿内での暴動、千人隊長の介入|使徒21:27-32
- パウロの逮捕と証し|使徒21:33–22:29
- パウロが議会の前に立たされる|使徒22:30–23:10
- パウロのそばに立たれる主イエス|使徒23:11
- パウロの殺害の陰謀の露見|使徒23:12-22
- カイザリヤ移送|使徒23:23–24:27
- フェストの着任とパウロのカイザル上訴|使徒25:1-12
- アグリッパ王がフェストを表敬訪問|使徒25:13-22
- アグリッパ王の前に引き出されるパウロ|使徒25:23–26:32
- ローマに向かう船の旅|使徒27:1–44
- マルタ島にて|使徒28:1-10
- 【使徒の働き 最終章】ローマにて福音を語り続けるパウロ|使徒28:11-31
🗺️ パウロの宣教旅行とローマへの道(全体地図)
ここまで読んでくださった方のために、
パウロの宣教旅行とローマへの航海の全体像が一目でわかる地図を掲載します。
聖霊に導かれた福音の旅路を、どうぞ目でたどってみてください。
① 第一次・第二次伝道旅行 地図 原画
ここまでの物語で描かれた、第一次・第二次伝道旅行の全体ルートを、地図で振り返ってみましょう。
福音がどのように広がっていったのかが、一目で分かります。

② 第三次伝道旅行とローマ航海 地図 原画
ここまでの物語で描かれた、第三次伝道旅行・ローマ航海の全体ルートを、地図で振り返ってみましょう。
福音がどのように広がっていったのかが、一目で分かります。

🌿 使徒の働きが伝える最大のメッセージ
使徒の働きは、単なる「使徒たちの記録」ではありません。
それは、
聖霊によって導かれ続ける「生きた教会の物語」 です。
迫害があっても、
投獄されても、
命の危険にさらされても、
神の福音は止まることがありませんでした。
そしてこの物語は、
今を生きる私たちの中でも、今なお続いています。
🌸 結びのメッセージ
使徒の働きは完結していない。
聖霊によって、今も私たちの人生の中で書き続けられている。
主の導きの中で、
この「使徒の働き」シリーズが、
読む一人ひとりの心に 希望と光 をもたらしますように。
📚関連記事
聖霊が注がれ、福音が広がっていく――『使徒の働き』は、初代教会の誕生と信仰者たちの歩みを描いた物語です。弱さの中にも神さまの力が働くことを、ひとつひとつの記事を通して感じていただけますように。
使徒の働きに関する記事は、👉 こちらからご覧いただけます。
📖 聖書原画シリーズ|みことばを絵と共に歩む旅
このページでは、聖書の物語を「まとめ記事」として、
はじめから終わりまで、流れに沿ってわかりやすくご紹介しています。
順番が整理されているので、
初めて聖書に触れる方でも、安心して読み進めていただけます。
一枚の絵と一節のみことばが、
あなたの心に、そっと光を灯しますように。
📖 創世記|すべての始まりと人類の原点
天地創造からバベルの塔まで――。
創世記には、私たち人類の「はじまり」と「心の原点」、そして神の深いご計画が描かれています。
光の創造、エデンの園、堕落、罪とあわれみ、そして人類の分散まで。
すべての物語は、今を生きる私たちにも深い問いと希望を与えてくれます。
👣 イエス様の足跡を巡る旅|愛と救いの生涯
イエス・キリストは、神の愛をこの地上で生き抜かれました。
誕生、宣教、奇跡、たとえ話、受難、十字架、復活――。
主が歩まれた一歩一歩には、私たち一人ひとりへの救いと希望が込められています。
🔥 使徒の働き|聖霊に導かれた宣教の旅
復活の主を証しするため、弟子たちは聖霊の力によって世界へと遣わされました。
ペテロ、パウロをはじめとする使徒たちの歩みは、迫害と試練の中でも福音が広がっていく奇跡の記録です。
この物語は、現代を生きる私たちの信仰にも、大きな励ましと勇気を与えてくれます。
🌈 ヨハネの黙示録|終わりから始まる永遠の希望
黙示録は、恐れの書ではなく、「希望と勝利の書」です。
やがて訪れる神の完全な支配、新天新地、涙も死もない世界――。
苦しみの時代を生きる私たちに、主は確かな希望の幻を示してくださいました。
どうぞ、気になる箇所から、主とともに歩む旅を続けてみてください。
一節のみことばと一枚の絵が、あなたの心に静かな光を灯しますように。
シャローム💓


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