七人の選任|使徒6:1-7

七人の男性がひざまずき、使徒たちが両手を彼らの頭に置いて祈っている様子。背景には多くの信徒たちが見守る中、「七人の選任|使徒6:1-7」と書かれた巻物風のバナーが中央に配置された横長のイラスト。 使徒の働き

🌱はじめに

信徒の数が増えるとともに、見えにくかった課題が浮かび上がります。
初代教会もまた、人々の必要と神のご計画の間で、知恵を求められる場面がありました。
この箇所には、「助け合い」と「分かち合い」の原点が記されています。



📝この記事を読むとわかること

  • 初代教会で起こった実際的な課題とは
  • 七人の奉仕者が選ばれた背景と意義
  • 教会における働きの分担と一致の大切さ
  • 祈りと聖霊に導かれた選任の姿

📖 この箇所の文脈

五旬節(ペンテコステ)後、聖霊を受けた使徒たちは福音を力強く伝え、多くの人々が信仰に加えられていきました。
教会が成長する中、ユダヤ人信徒の中にも言語や文化の違いから不満が生まれます。
この出来事は、教会がどのようにその問題を解決し、成長へと導かれていったかを示しています。


🖼️ 原画:『七人の選任』(らけるま作)

弟子たちの中から選ばれた七人が、祈りと按手を受けて任命される様子を描いたイラスト。背景には、民と使徒たちが向かい合って立っている場面も描かれている。使徒の働き6章1〜7節の内容に基づく。
「御霊と知恵に満ちた評判のよい人たちを」――神のことばに専念するために、奉仕にふさわしい人々が選ばれ、祈りをもって立てられました。

🪷やさしい解説

教会の中で必要とされるのは、「全員が同じことをすること」ではなく、「それぞれが与えられた務めに忠実であること」。この箇所には、愛と秩序をもって仕える初代教会の姿が描かれています。

🕊️ 成長にともなう課題(1〜2節)

弟子の数が増えていく中で、日々の配給をめぐる不公平が問題となります。
特にギリシャ語を話す信徒のやもめたちが、後回しにされていると不満を訴えました。

それに対し、十二使徒たちは誠実に向き合い、自分たちが神の言葉の奉仕に専念できるよう、食卓のことを担う人々を立てることを提案します。

🕊️ 七人の選任(3〜6節)

選ばれたのは、信仰と聖霊と知恵に満ちた人々。中でもステパノは特に名前が挙げられ、後の物語へと続いていきます。

七人が使徒たちの前に立たされたとき、祈りとともに手を置かれ、神の前に奉仕の務めへと送り出されました。

🕊️ 働きの一致が生んだ実り(7節)

この選任の出来事によって、教会の働きはますます整えられ、神の言葉は広まり、多くの人々が信仰に導かれていきました。

人々の間に一致と信頼が築かれたとき、神の国はさらに広がっていったのです


🌼こどもたちへのメッセージ

みんながそれぞれ、神さまからゆだねられた大切なしごとをもっているよ。
それは、おおきい人でも、ちいさい人でも、どちらでもだいじ。
神さまは、どんなときもわたしたちを用いてくださるんだね。


🎚️ 弟子の告白

主よ、あなたに仕える方法は一つではないことを知りました。
語る者も、支える者も、祈る者も、すべてがあなたの体の一部です。
私も、与えられた役割に誠実に、喜んで仕えていきたいです。
聖霊によって導かれ、あなたに仕える者としてください。


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
弟子たちの中から選ばれた七人が、祈りと按手を受けて任命される様子を描いたイラスト。背景には、民と使徒たちが向かい合って立っている場面も描かれている。使徒の働き6章1〜7節の内容に基づく。

【キャプション】
「御霊と知恵に満ちた評判のよい人たちを」――
神のことばに専念するために、奉仕にふさわしい人々が選ばれ、祈りをもって立てられました。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/


🎨 らけるまの創作メモ|仕える人々を描こうとした日

この絵を描いた日は、「人の間に立つ」ということについて考えました。
目立たないけれど大切な役割。
仕えることは弱さではなく、神さまの愛のかたちだと教えられた気がします。
ひざまずく姿に、心からの祈りを重ねながら描きました。


📝この記事のまとめ

  • 教会の成長とともに課題も現れた
  • 十二使徒は祈りと知恵によって解決策を示した
  • 七人の奉仕者が選ばれ、祈りと按手で送り出された
  • 働きの一致によって神のことばがますます広まった

🕊️ 結びの祈り

主よ、与えられた場に仕える者として、
心を低くし、あなたの知恵と愛をもって歩めますように。
教会の中に一致と助け合いの心を育んでください。
この記事を読んでくださったすべての方の歩みに、
あなたの平安と導きがありますように。
アーメン。


🔔 次回の予告

次回は、「ステパノの逮捕と死」――使徒6章8節から7章60節までの場面を取り上げます。
殉教者ステパノの証と、信仰の強さを見つめていきましょう。


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聖霊が注がれ、福音が広がっていく――『使徒の働き』は、初代教会の誕生と信仰者たちの歩みを描いた物語です。弱さの中にも神さまの力が働くことを、ひとつひとつの記事を通して感じていただけますように。

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