🌱はじめに
信徒の数が増えるとともに、見えにくかった課題が浮かび上がります。
初代教会もまた、人々の必要と神のご計画の間で、知恵を求められる場面がありました。
この箇所には、「助け合い」と「分かち合い」の原点が記されています。
✨ 使徒の働き ✨
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前回の記事「使徒たちの議会での裁判でガマリエルの助言で釈放される」はこちらからご覧いただけます
📝この記事を読むとわかること
- 初代教会で起こった実際的な課題とは
- 七人の奉仕者が選ばれた背景と意義
- 教会における働きの分担と一致の大切さ
- 祈りと聖霊に導かれた選任の姿
📖 この箇所の文脈
五旬節(ペンテコステ)後、聖霊を受けた使徒たちは福音を力強く伝え、多くの人々が信仰に加えられていきました。
教会が成長する中、ユダヤ人信徒の中にも言語や文化の違いから不満が生まれます。
この出来事は、教会がどのようにその問題を解決し、成長へと導かれていったかを示しています。
🖼️ 原画:『七人の選任』(らけるま作)

🪷やさしい解説
教会の中で必要とされるのは、「全員が同じことをすること」ではなく、「それぞれが与えられた務めに忠実であること」。この箇所には、愛と秩序をもって仕える初代教会の姿が描かれています。
🕊️ 成長にともなう課題(1〜2節)
弟子の数が増えていく中で、日々の配給をめぐる不公平が問題となります。
特にギリシャ語を話す信徒のやもめたちが、後回しにされていると不満を訴えました。
それに対し、十二使徒たちは誠実に向き合い、自分たちが神の言葉の奉仕に専念できるよう、食卓のことを担う人々を立てることを提案します。
🕊️ 七人の選任(3〜6節)
選ばれたのは、信仰と聖霊と知恵に満ちた人々。中でもステパノは特に名前が挙げられ、後の物語へと続いていきます。
七人が使徒たちの前に立たされたとき、祈りとともに手を置かれ、神の前に奉仕の務めへと送り出されました。
🕊️ 働きの一致が生んだ実り(7節)
この選任の出来事によって、教会の働きはますます整えられ、神の言葉は広まり、多くの人々が信仰に導かれていきました。
人々の間に一致と信頼が築かれたとき、神の国はさらに広がっていったのです。
🌼こどもたちへのメッセージ
みんながそれぞれ、神さまからゆだねられた大切なしごとをもっているよ。
それは、おおきい人でも、ちいさい人でも、どちらでもだいじ。
神さまは、どんなときもわたしたちを用いてくださるんだね。
🎚️ 弟子の告白
主よ、あなたに仕える方法は一つではないことを知りました。
語る者も、支える者も、祈る者も、すべてがあなたの体の一部です。
私も、与えられた役割に誠実に、喜んで仕えていきたいです。
聖霊によって導かれ、あなたに仕える者としてください。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
弟子たちの中から選ばれた七人が、祈りと按手を受けて任命される様子を描いたイラスト。背景には、民と使徒たちが向かい合って立っている場面も描かれている。使徒の働き6章1〜7節の内容に基づく。
【キャプション】
「御霊と知恵に満ちた評判のよい人たちを」――
神のことばに専念するために、奉仕にふさわしい人々が選ばれ、祈りをもって立てられました。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|仕える人々を描こうとした日
この絵を描いた日は、「人の間に立つ」ということについて考えました。
目立たないけれど大切な役割。
仕えることは弱さではなく、神さまの愛のかたちだと教えられた気がします。
ひざまずく姿に、心からの祈りを重ねながら描きました。
📝この記事のまとめ
- 教会の成長とともに課題も現れた
- 十二使徒は祈りと知恵によって解決策を示した
- 七人の奉仕者が選ばれ、祈りと按手で送り出された
- 働きの一致によって神のことばがますます広まった
🕊️ 結びの祈り
主よ、与えられた場に仕える者として、
心を低くし、あなたの知恵と愛をもって歩めますように。
教会の中に一致と助け合いの心を育んでください。
この記事を読んでくださったすべての方の歩みに、
あなたの平安と導きがありますように。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は、「ステパノの逮捕と死」――使徒6章8節から7章60節までの場面を取り上げます。
殉教者ステパノの証と、信仰の強さを見つめていきましょう。
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