🌱 はじめに
第二次伝道旅行の途中、パウロたちは「行きたい」と願った道を、次々と閉ざされていきます。
アジアでも、ビテニヤでもなく、どこへ進めばよいのか分からない――
そんな夜、神は一つの幻を通して、彼らに新しい道を示されました。
それが「マケドニヤ人の幻」です。
この出来事は、福音がアジアからヨーロッパへと広がっていく、大きな転換点となりました。
✨ 使徒の働き ✨
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前回の記事「パウロがシラスとテモテと宣教する」はこちらからご覧いただけます
📝 この記事を読むとわかること
- マケドニヤ人の幻が示す神の導きの意味
- 聖霊が「止めること」を通して語られる理由
- 迷いの中で神の声を聞く弟子たちの姿
- 私たち自身の人生へのやさしい適用
📖 この箇所の文脈
エルサレム会議を経て、パウロはシラス、テモテと共に第二次伝道旅行に出ました。
彼らは諸教会を励ましながら前進しますが、使徒16章では不思議なことが起こります。
- アジアで語ることを聖霊に禁じられる
- ビテニヤへ進もうとしても、イエスの御霊が許されない
人間的には理解しがたい「行き止まり」の連続。
しかしその夜、パウロは一つの幻を見ます。
「マケドニヤに渡って来て、わたしたちを助けてください」
この幻を通して、弟子たちは「神が招いておられる」と確信し、海を渡る決断をしました。
🖼️ 原画:『マケドニヤ人の幻』(らけるま作)

マケドニヤ人の幻は、福音が新しい地へと広がっていく神のご計画を静かに告げています。(使徒16:6-10)
🪷 やさしい解説
神の導きは、いつも分かりやすい形で与えられるとは限りません。
ときには「進めないこと」「閉ざされること」を通して、静かに語られることもあります。
マケドニヤ人の幻は、そんな神のやさしく確かな導きを教えてくれます。
聖霊に「止められる」という導き
私たちは、神の導き=扉が開くこと、と思いがちです。
けれどこの箇所では、聖霊はまず「行くことを禁じる」形で働かれました。
それは拒絶ではなく、もっと大きなご計画への備えでした。
幻を見たときの弟子たちの姿勢
パウロは幻を見たあと、すぐに行動しました。
しかしそれは独断ではなく、「これが神の招きだ」と仲間と共に確信した上での決断でした。
神の導きは、
一人の情熱ではなく、共同体の祈りと分かち合いの中で確かめられていきます。
「助けてください」という声
幻の中のマケドニヤ人は、説教を求めたのではありません。
「助けてください」と叫びました。
福音とは、まず人の苦しみに寄り添う神の愛そのものなのです。
🌼 こどもたちへのメッセージ
かみさまは、
「だめだよ」と言うときも、
ほんとうは もっとよいみち を しっておられます。
こまっているとき、まよっているとき、
かみさまは ちゃんと みていてくださいます。
あせらなくて だいじょうぶだよ。
🎚️ 弟子の告白
わたしは、道が閉ざされると不安になります。
自分が間違っているのではないかと、心が揺れます。
それでも主よ、あなたが導いておられると信じたいです。
見えない先に、あなたのご計画があることを信じて、
今日も一歩をあなたに委ねます。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
マケドニヤ人の幻を見てヨーロッパ宣教へ導かれるパウロと仲間たちを描いた原画
【キャプション】
進む道が閉ざされた夜、神は幻を通して新しい使命を示された。(使徒16:6-10)
📌 原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|導かれる道を描こうとした日
行けない道が続くと、心が弱くなります。
でも、その夜にだけ見える光があることを、この箇所は教えてくれました。
幻の中の「助けてください」という声は、
今もどこかで響いているように感じます。
📝 この記事のまとめ
- 神は「止めること」を通しても導かれる
- マケドニヤ人の幻は福音拡大の転換点
- 導きは祈りと分かち合いの中で確かめられる
- 私たちの迷いの中にも神の招きがある
🕊️ 結びの祈り
主よ、
進めないと感じる夜にも、あなたは語っておられることを信じます。
自分の思いではなく、あなたの導きに耳を澄ませる心を与えてください。
迷いの中にいるすべての人に、
あなたのやさしい招きが届きますように。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は、
「ピリピでの宣教」使徒16章11-40節
神の導きが、具体的な人との出会いへと実を結んでいきます。
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