🌱はじめに
心を一つにして生きる――それは時に難しく感じられることかもしれません。しかし、初代教会の信徒たちは、主イエスを信じる信仰によってひとつにされ、持ち物までも共有して助け合う群れとなっていました。この箇所から、私たちは「共にあること」の尊さと、「与える愛」の恵みを見つめ直すことができます。
✨ イエスさまの足跡をたどる旅へ ✨
👉
前回の記事「信者たちが大胆に語り始める」はこちらからご覧いただけます
📝この記事を読むとわかること
- 初代教会における「すべてを共有する」生活とは何か
- バルナバの献身と模範的な姿
- 現代における分かち合いの意義
📖 この箇所の文脈
使徒の働き4章では、ペテロとヨハネが捕らえられたのち、教会に戻って祈りを共にし、聖霊に満たされた弟子たちが大胆に語り始めます。その流れの中で描かれるのが、信じる者たちの間にあった深い一致と、持ち物を共有する愛の実践です。まさに、復活の主によって結ばれた共同体の理想的な姿が表れています。
🖼️ 原画:『すべてを共有にする』(らけるま作)

🪷やさしい解説
💡心をひとつにする群れ(32節)
信じる者たちは「心と思いを一つにしていた」とあります。ここでの「一致」は、ただの仲良しではなく、イエス様の復活を信じる信仰による結びつきでした。彼らは持ち物を自分のものとせず、共同体の中で必要に応じて分け合う姿勢を持っていたのです。
💡使徒たちの証しと恵み(33節)
使徒たちはイエスの復活を力強く語っていました。単に説教していたのではなく、聖霊に満たされ、真実に生きる姿が証しとなっていたのです。その中で、神の恵みが豊かに注がれ、誰も乏しい者がいなかったと記されています。
💡必要に応じて与える(34-35節)
家や畑を所有していた人々は、それを売って使徒たちに預け、必要な人に配られました。これは強制ではなく、自発的な愛のわざです。自分の持ち物を手放すには大きな信仰が必要ですが、その背景には「互いに愛し合う」というキリストの教えがありました。
💡バルナバの模範(36-37節)
ここでは、レビ人バルナバの名が挙げられています。彼は畑を売って得た代金を使徒たちの足もとに置きました。「慰めの子」と呼ばれる彼の行動は、まさに共同体に希望と励ましをもたらしたのです。
🌼こどもたちへのメッセージ
イエスさまを信じる人たちは、心をひとつにして、困っている人に自分の持っているものを分けてあげました。みんなが笑顔でいられるように、じぶんにできることをする――それは、イエスさまがとてもよろこばれることです。あなたにも、小さなやさしさを分ける力がありますよ。
🎚️ 弟子の告白
主よ、私もあなたの弟子でありたいと願います。
完全にはなれないけれど、あなたに従って生きることを選びたいのです。
自分のものと思っているすべてが、ほんとうはあなたからの賜物であることを忘れませんように。
必要とする人と分かち合う心、喜んで手放す信仰を、どうか私のうちに育んでください。
あなたの御国の希望を見上げながら、今日も一歩踏み出せますように。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
初代教会の人々が財産や食べ物を分かち合い、使徒たちの足もとにささげ物を置く場面。信仰によって心を一つにした群れが、互いに必要を満たし合っている様子。
【キャプション】
すべてを共有する――信じる者たちは心を一つにし、自分の持ち物を共有しながら、必要のある人々を助け合って生きていました(使徒の働き4:32-37)。今もなお、私たちに与えられたものを分かち合うことの恵みを思い起こさせてくれる光景です。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|「分かち合い」を描こうとした日
「自分のものではない」と言い切ることの難しさと、それを喜んで生きた初代教会の人々。その姿に、今を生きる私たちがどれほどの励ましを受けられることでしょう。誰かの笑顔のために、手放すことを恐れない愛。それを色で表現したくて、一人ひとりの表情や仕草に温もりを込めました。
📝この記事のまとめ
- 初代教会では信仰により心が一つにされていた
- 信徒たちは持ち物を共有し、必要に応じて分かち合っていた
- バルナバの行動は模範的な献身の姿として描かれている
- 分かち合いの精神は、今を生きる私たちにも求められている
🕊️ 結びの祈り
主イエスさま、あなたが与えてくださる恵みに感謝します。
自分の力で得たように見えるものも、すべてはあなたの手からの贈りものです。
どうかそのことを思い出し、惜しまず分かち合える心を私たちにお与えください。
この時代にも、助けを必要としている人がいます。
その声に気づき、行動できる者とならせてください。
今日この記事を読んだすべての方に、あなたの愛と平和が豊かに注がれますように。
🔔 次回の予告
次回は、「アナニヤとサッピラの偽り」(使徒5章1-11節)を取り上げます。誠実さと心の動きを見つめる、大切な学びの時となります。
📚関連記事
聖霊が注がれ、福音が広がっていく――『使徒の働き』は、初代教会の誕生と信仰者たちの歩みを描いた物語です。弱さの中にも神さまの力が働くことを、ひとつひとつの記事を通して感じていただけますように。
使徒の働きに関する記事は、👉 こちらからご覧いただけます。


コメント