🌱 はじめに
エルサレム会議で確認されたのは、
「救いは、行いではなく主イエスの恵みによる」という、大切な真理でした。
しかし、その決定は、ただ話し合われただけでは終わりませんでした。
教会は、それをどのように伝えるかにも心を配りました。
アンテオケの使節派遣は、
教会が「正しさ」を押しつけるのではなく、
励ましとして恵みを届けようとした姿を映し出しています。
✨ 使徒の働き ✨
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前回の記事「エルサレム会議」はこちらからご覧いただけます
📝 この記事を読むとわかること
- エルサレム会議の決定がどのように伝えられたか
- 教会が「手紙」と「人」を遣わした理由
- ユダとシラスの役割
- 恵みの言葉がもたらした喜びと平安
- 今の教会と私たちへの大切なヒント
📖 この箇所の文脈
エルサレム会議での結論を受け、
使徒たちと長老たちは、全教会と共に相談し、
アンテオケへ人を遣わすことを決めました。
選ばれたのは、
ユダ(バルサバ)とシラス。
どちらも兄弟たちの間で信頼されていた人たちでした。
彼らは、パウロとバルナバと共に、
会議の決定を書き記した手紙を携えて派遣されます。
🖼️ 原画:『アンテオケの使節派遣』(らけるま作)

重荷ではなく励ましとして語られたその言葉は、教会に大きな喜びと平安をもたらした。
🪷 やさしい解説
教会は、真理を伝えるとき、
どんな心で、どんな方法で伝えるかを大切にしました。
アンテオケの使節派遣は、その姿勢を静かに教えてくれます。
① なぜ「手紙」だけでなく「人」を遣わしたの?
もし手紙だけが送られていたら、
誤解や不安が残ったかもしれません。
そこで教会は、
言葉を生きた声として伝える人を共に遣わしました。
ユダとシラスは、
手紙の内容を説明し、
兄弟たちを励まし、確かめる役割を担いました。
② 手紙に込められた教会の心
手紙には、こう記されています。
聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。
そこにあったのは、命令ではなく、
配慮と愛でした。
教会は、人を縛る言葉ではなく、
人を生かす言葉を選んだのです。
③ 喜びと励ましが広がるアンテオケ教会
アンテオケの人々は、
その手紙を読んで、大いに喜びました。
ユダとシラスは預言者として、
多くの言葉で兄弟たちを励まし、力づけました。
恵みの言葉は、
教会に平安と一致をもたらしました。
④ 教会にとどまり、共に教えるパウロとバルナバ
しばらくの後、
ユダはエルサレムに戻りましたが、
シラスはアンテオケにとどまることを選びました。
パウロとバルナバもまた、
多くの人々と共に、
主の言葉を教え、宣べ伝え続けました。
🌼 こどもたちへのメッセージ
かみさまは、
こわいことばではなく、
やさしいことばであなたに近づいてきます。
「だいじょうぶだよ」
「いっしょにいるよ」
その声に、こころをすこしひらいてみてね 🌱
🎚️ 弟子の告白
主よ、
わたしは、正しさを急ぐあまり、
人の心を置き去りにしてしまうことがあります。
どうか、
あなたの恵みをそのまま受け取り、
励ましとして人に手渡せる弟子としてください。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
エルサレム会議の決定が書簡としてまとめられ、ユダとシラスがパウロやバルナバと共にアンテオケへ派遣され、教会に励ましの言葉を届ける場面を描いたイラスト
【キャプション】
重荷ではなく励ましとして届けられたエルサレム会議の決定は、アンテオケ教会に喜びと平安をもたらした。
📌 原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|「恵みを手渡す人を描こうとした日」
この原画では、
「決まりごと」よりも
「心が伝わること」を大切に描きました。
恵みは、紙の上だけでなく、
人の声とぬくもりを通して
本当に届くものだと感じたからです。
📝 この記事のまとめ
- 教会は手紙と共に人を遣わした
- 真理は、配慮と愛をもって伝えられた
- ユダとシラスは励ましの役割を担った
- 恵みの言葉は教会に喜びをもたらした
- 教会は「重荷」ではなく「平安」を選んだ
🕊️ 結びの祈り
主よ、
あなたの恵みが、
わたしたちの言葉と行いを通して
やさしく届けられますように。
迷いの中にいる人、
不安を抱える人の心に、
あなたの平安が注がれますように。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は、「パウロがシラスとテモテと宣教する」
使徒15章36節〜16章5節を読み進めます。
新しい旅路と、新しい出会いが始まります。
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