サマリヤ人伝道|使徒8:4-25

サマリヤの町でピリポが群衆に福音を語る場面と、バプテスマを受ける人々、使徒たちが手を置いて祈る様子、魔術師シモンの登場など、使徒8章4〜25節の出来事が描かれている。 使徒の働き

🌱はじめに
イエス様の弟子たちが迫害によって散らされる中で、思いがけない場所で御言葉が力強く宣べ伝えられていきました。ユダヤ人とは違う背景を持つサマリヤ人たちにも、神の恵みは注がれていきます。



📝この記事を読むとわかること

  • ピリポによるサマリヤ伝道の始まり
  • サマリヤ人たちが福音を受け入れた様子
  • 魔術師シモンの信仰と課題
  • 聖霊の働きとペテロの教え

📖 この箇所の文脈

ステパノの殉教によって始まった迫害により、多くの弟子たちがエルサレムを離れました。しかし、彼らは沈黙するのではなく、行く先々で御言葉を語り続けました。ピリポはそのひとりで、サマリヤの町で大胆に福音を伝え、多くの奇跡とともに人々の心を動かしていきます。


🖼️ 原画:『サマリヤ人伝道』(らけるま作)

フィリポがサマリヤの町で福音を語る様子を描いたイラスト。群衆が耳を傾け、悪霊が叫びながら出ていき、病の人々が癒されている。右下にはバプテスマの場面、中央には魔術師シモンの姿も描かれている。
サマリヤの町で、フィリポは御国の福音とイエス・キリストの名を宣べ伝え、多くの人が癒され、信じてバプテスマを受けました。魔術師シモンもまた、その御業に心を打たれます。
ペテロとヨハネがサマリヤで信者たちに手を置いて祈り、聖霊を受けさせる場面。右側には、手を置くことで聖霊を受けられるのを見たシモンが金を差し出す様子と、ペテロが厳しく諭す場面も描かれている。
サマリヤで聖霊が注がれたとき、魔術師シモンは聖霊の力を金で得ようとしましたが、ペテロは彼の心の誤りを正し、悔い改めを促しました。

🪷やさしい解説

サマリヤ人に福音が届くという驚きと喜びに満ちた出来事です。この物語は、神の救いがあらゆる人に向けられていることを改めて教えてくれます。

ピリポ、サマリヤへ行く

迫害を受けた弟子たちは、逃げる中でも神の言葉を語ることをやめませんでした。ピリポはサマリヤの町に行き、そこでキリストを宣べ伝えました。群衆は、彼の語る言葉と奇跡に心を動かされ、耳を傾けました。

癒やしと喜び

多くの人々が悪霊から解放され、病が癒やされました。町中が神のわざに包まれ、大きな喜びが広がりました。サマリヤの人々の中に、神の愛が確かに届いた瞬間でした。

魔術師シモンの信仰

以前からこの町にいた魔術師シモンも、人々に大きな影響力を持っていました。しかし、ピリポの語る神の国のメッセージとその力強いしるしに心を打たれ、彼自身もバプテスマを受けて弟子のもとに従うようになります。

聖霊が降る

エルサレムからペテロとヨハネが来て、信じた人々に手を置いて祈ると、聖霊が彼らの上に下りました。これは、サマリヤ人が神の民として完全に受け入れられたしるしです。

シモンの誤解と教え

シモンは、聖霊が与えられる力を見て、金でその力を買おうとしました。ペテロは厳しくそれを戒め、悔い改めるように促します。信仰は、神との正しい関係によって育まれるべきものであり、物や力で得ることはできません。


🌼こどもたちへのメッセージ

神さまのことばは、どこにいても語ることができます。ピリポはこわがらずに、新しい町でもイエスさまのことを伝えました。わたしたちも、神さまがともにいてくださることを信じて、やさしいことばや行いで、神さまの愛を伝えていこうね。


🎚️ 弟子の告白

主よ、私もピリポのように、あなたのことばを語る勇気をください。人の目を恐れることなく、ただあなたの愛を伝える者でありたいと願います。たとえ誤解されることがあっても、聖霊によって守られ、導かれ、清められていく歩みを続けさせてください。


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
ピリポがサマリヤの町で人々に福音を語り、悪霊が追い出され癒やされる人々の様子、そして魔術師シモンとバプテスマを受ける人々を描いたイラスト。

【キャプション】
ピリポがサマリヤの町で福音を伝え、神の力が大きく現れる。魔術師シモンも信じてバプテスマを受ける(使徒8:4–25)。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/


🎨 らけるまの創作メモ|聖霊のおわざが開かれる地

サマリヤ人はユダヤ人からさげすまれていましたが、そんな人々のもとにこそ、主の光が届きました。ピリポの語る福音に人々が喜び、癒やされ、救われていく様子を明るく、温かな色で描きました。神さまの愛は、隔てを越えて進んでいくことを信じています。


📝この記事のまとめ

  • 迫害によって弟子たちは散らされたが、そこで御言葉が語られた
  • ピリポがサマリヤの町で福音を宣べ伝えた
  • 多くの人が癒され、信じてバプテスマを受けた
  • 魔術師シモンも信じたが、信仰の理解に課題があった
  • ペテロの祈りで聖霊が下り、教会としての一致が示された

🕊️ 結びの祈り

愛する主よ、あなたの言葉がどんな場所にも届いていくことを感謝します。サマリヤの町のように、私たちの地域にも、あなたの光を届けてください。私たち一人ひとりが、ピリポのようにあなたを語る器となれますように。今、この記事を読む方が、御言葉に励まされ、今日もあなたの平和を運ぶ者として歩めますように、祝福してください。


🔔 次回の予告

次回は、「エチオピア人の宦官の救い」使徒8章26-40節。ピリポが神の導きによって、一人の宦官に福音を届ける感動の場面をお届けします。


📚関連記事

聖霊が注がれ、福音が広がっていく――『使徒の働き』は、初代教会の誕生と信仰者たちの歩みを描いた物語です。弱さの中にも神さまの力が働くことを、ひとつひとつの記事を通して感じていただけますように。

使徒の働きに関する記事は、👉 こちらからご覧いただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました