🌱 はじめに
ヨハネの黙示録は、新約聖書の最後に置かれた「終末」と「希望」の書です。
この記事では、すでに公開済みの記事をテーマごとに整理しました。
全体像を把握しながら、必要に応じて個別記事を深く学べるようになっています。
この記事を読むとわかること
- ヨハネの黙示録の全体像が理解できる
- 章ごとの要点をすばやく確認できる
- 各記事リンクから深掘り学習ができる
【あいさつと執筆の経緯】
ヨハネの黙示録を書き始めるにあたっての経緯と導入。
【栄光の王キリスト】
まず栄光のキリストがヨハネに現れ、啓示を命じます。
【教会時代】
七つの教会への手紙は、すべての時代の信徒に向けられた警告と励ましです。
- エペソの教会――初めの愛を取り戻す
- スミルナの教会――苦しみに耐える信仰
- ペルガモの教会――妥協に立ち向かう信仰
- テアテラの教会――忍耐の中に混じる偽り
- サルデスの教会――見せかけと真実
- フィラデルフィアの教会――忠実さに報いられる約束
- ラオデキヤの教会――生ぬるさの警告と招き
【大患難時代に入る前の天の様子】
地上での出来事に先立ち、天の礼拝が描かれます。
【大患難時代(前期)】
七つの封印とラッパの裁きが地上を揺さぶります。
- 第一の封印と白い馬――反キリストの出現
- 第二の封印と赤い馬――戦争と平和の喪失
- 第三の封印と黒い馬――飢饉の時代
- 第四の封印と青白い馬――死とハデスの支配
- 第五の封印──祭壇の下から響く祈り
- 第六の封印が解かれるとき――天地の震え
- 神の印と144,000人――選ばれた者たち
- 白い衣を着た大群衆――患難の中の救い
- 第七の封印と祈りの静寂
- 御使いの吹くラッパと揺れる世界|黙示録8章
- 第四と第五のラッパの裁き|光が消えるとき
- 第六のラッパの裁き|神の正義と人のかたくなさ
【大患難時代(中間期・挿入句)】
挿入句として、神の計画を示す幻が与えられます。
- 小さな巻物とあまいことば|黙示録10章
- ふたりの証人と希望の復活|黙示録11章
- 第7のラッパと千年王国の希望|黙示録11章
- 女と龍の幻に秘められた希望|黙示録12章
- 天での戦いとサタンの敗北|黙示録12章
- 女を迫害する龍|黙示録12章
- 海からの獣(反キリスト)|黙示録13章
- 地からの獣と666|黙示録13章
- 小羊と十四万四千人|黙示録14章
- 三人の御使いと天からの声|黙示録14章
- 人の子の刈り取りと神の怒り|黙示録14章
【大患難時代(後期)】
七つの鉢の裁きが注がれ、終末が近づきます。
- 七人の御使いと天の礼拝|黙示録15章
- 七つの金の鉢の準備|黙示録15章
- 第一の鉢の裁き|獣を拝む者へのさばき
- 第二の鉢の裁き|海が血に変わる
- 第三の鉢の裁き|川と水源が血に変わる
- 第四の鉢の裁き|炎熱が地を焼く
- 第五の鉢の裁き|暗黒の中で変わらぬ心
- 第六の鉢の裁き|終わりへの備え
- 第七の鉢の裁き|天地のゆらぎ
【大患難時代(再記述)】
バビロンの宗教的・経済的崩壊が象徴的に描かれます。
- 宗教的大バビロンの裁き|黙示録17章(患難前期の再記述)
- 経済的・政治的バビロンの滅び|黙示録18章(患難後期の再記述)
【キリストの再臨】
クライマックスとして、キリストが再臨し、悪に決定的な勝利を収めます。
【千年王国】
サタンの束縛と、キリストと共に治める千年王国が描かれます。
【最後の審判】
すべての人が神の前に立つ日、「白い御座の裁き」が行われます。
【天国】
最後には、新しい天と地、そして永遠の都エルサレムの幻が示されます。
✨ 結び
ヨハネの黙示録は、神の救いの物語の完成を示す書物です。
ぜひ、リンク先の記事を通して、一章一章を深く味わいながら「希望の約束」に心を留めてください。
この記事のまとめ
- ヨハネの黙示録は「恐怖の書」ではなく「希望の書」
- 裁きの背後に「小羊なるキリストの勝利」が描かれている
- 最後に約束されるのは「新しい天と新しい地」
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