🌱はじめに
目に見える世界の背後で、静かに進む神のご計画。
ヨハネの黙示録8章には、天の静寂と、香の煙に包まれる神の御前の場面が描かれています。
このイラストは、「小羊が第七の封印を解いた時」に訪れた、深い沈黙と祈りの瞬間を描いたものです。
神の御心に触れるとき、私たちの心にも静けさが訪れるかもしれません。
📝この記事を読むとわかること
- 黙示録8章1〜6節のやさしい解説
- 原画『第七の封印』に込めた意味
- 子どもたちへの信仰メッセージ
- 天における祈りと沈黙の意味
- 絵に登場する象徴的な要素の紹介
🖼️ 原画:『第七の封印』(らけるま作)

🪷やさしい解説
「小羊」が第七の封印を解いたとき、天は「半時間ばかり」静まりました――それは、全宇宙が神の御心に耳を澄ませているような瞬間です。
七人の御使いたちはそれぞれラッパを受け取り、これから始まる神の裁きの知らせを準備しています。
また、香炉を持つもう一人の御使いは、地上の聖徒たちの祈りと共に香を御座に捧げます。香の煙は神の前にのぼり、祈りが聞かれていることを静かに示します。
そのあと、御使いは香炉を祭壇の火で満たして、それを地に投げつけました。すると、雷鳴と声と稲妻と地震が起こりました。これは、今から起ころうとする裁きの恐ろしさを警告するものとなっています。
この一場面は、祈りがどれほど大切で、尊いものであるかと同時に、神の聖さと正義が動き出す厳粛な時をも表しています。
🌼こどもたちへのメッセージ
ときどき、お祈りをしても「神さまは聞いてくれてるのかな?」と思うことがあるかもしれません。
でも、天の御使いたちは、あなたの祈りを大切に神さまにささげています。
静かに祈るとき、あなたの声は天に届いていますよ✨
🎚️ 信仰のことば
「聖徒の祈りと共に、香の煙が神の御前に立ちのぼった。」(黙示録8:4)
静けさの中でささげる祈りこそ、天に届く香りとなるのです。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
天の御座の前に立つ御使いたちと、七つのラッパを手にした七人の御使い。御座には神の栄光の象徴が輝き、香炉を手にした御使いが香を捧げている。背景には虹のような緑の弧がかかり、神の臨在と静寂なひとときを象徴している。
【キャプション】
「小羊が第七の封印を解いた時、天は静まり、七人の御使いがラッパを手に立つ――祈りと香の煙が御座に昇り、神の時が静かに動き始める」(黙示録8:1–6より)
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
🎨 らけるまの創作メモ|静寂の中で香がのぼる日
この絵を描こうと思ったのは、「神さまは祈りを聞いてくださる」というメッセージを、目で見えるかたちにしたかったからです。
祈りが目に見えなくても、それは香のように神さまの御前に届いている。
天が静まりかえるほどの重みと、そこに集められるすべての祈り――その神聖な瞬間を、少しでも伝えられたらと思いながら、一本一本の線を描きました。
⚠️ 第七の封印の向こうにある、ラッパと鉢の裁き
封印が解かれた瞬間から、神の裁きは次々と地に下ります。
七つのラッパ、そして七つの鉢の裁き――それは待ったなしの、神の義の発動です。
携挙によって守られる人々と、残される世界。
神の御心を知るために、次の記事もあわせてお読みください。
📝この記事を読むとわかること
- 黙示録8章に描かれる「第七の封印」の意味
- 七人の御使いがラッパを手にする場面の象徴
- 香炉と祈り、そして地に下る裁きの始まり
- ラッパと鉢の裁きの緊急性と警告の意味
- 携挙と神の守りについてのリンク紹介
🕊️ 結びの祈り
天の父なる神さま、
あなたの御前に立ちのぼる、すべての祈りをありがとうございます。
わたしたちの小さな声も、あなたは深い静けさの中で受けとめてくださいます。
どうか、祈る心に平安を、
静けさの中に希望を与えてください。
この記事を読んでくださったひとりひとりが、
今日もあなたに祈り、信じ、歩めますように。
主イエスの御名によって、
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は、「七つのラッパが吹き始める時」の場面をお届けします。
ひとつひとつの裁きと、その中に隠された神のあわれみに注目してまいります。
📘 ヨハネの黙示録をもっとくわしく知りたい方へ
🔎 黙示録とはどんな書?終末の預言と希望のメッセージをやさしく解説しています。
🕊️ 聖書の最後に記されたこのヨハネの黙示録は、
恐れではなく、備えと希望のために与えられた、最も祝福された預言書です。
読む者、聞く者、心に留める者に祝福があると、はじめから約束されています
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。(黙示録1:3)。
どうか心を静めて、神の御声に耳を傾けてみてください。
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