🌱 はじめに
黙示録16章は、いよいよ「七つの鉢の裁き」が地上に注がれる場面から始まります。
その第一の鉢は、獣の像を拝み、その刻印を受けた者たちに対するものです。
その体にひどい悪性のできものができ、人々は苦しみますが、聖書は彼らが悔い改めなかったことを記しています。
この出来事は、信仰の選びがいかに重大であるかを教えてくれます。
📝 この記事を読むとわかること
- 第一の鉢の裁きの対象と内容
- 悔い改めない人々の姿
- 今この時に救いを選ぶ大切さ
- 大患難時代における信仰の選択の重さ
🖼️ 原画:『第一の鉢の裁き』(らけるま作)

🪷 やさしい解説
ヨハネは、大きな声が天の聖所から響くのを聞きました。
「さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ。」
第一の御使いが鉢を地に注ぐと、獣の刻印を持つ者と、その像を拝む者の体に、ひどく悪性のできものができました。
これは象徴的な表現ではなく、実際の肉体的苦痛を伴う裁きとして描かれています。
聖書は、このような苦しみの中でも人々が悔い改めなかったと記しています(黙示録16:9,11)。
その背景には、彼らの心がすでに頑なになり、サタンに従う選択を繰り返してきたことがあります。
神の裁きは、ただ罰するためではなく、悔い改めへと導くためのものですが、最後の時代にはその招きを拒み続ける人もいるのです。
🕯️「それでも、まだ待っていてくださる」――大患難が始まる前に
ラッパの音は、愛のうちに鳴り響いています。
まもなく、イスラエルがある国と平和条約を結んだときに大患難時代、偽のキリストに従う時代が始まると言われています。
それは、聖書が語る「大患難時代」――信じる者さえ試される、深く苦しいとき。けれど、今ならまだ間に合います。
神さまは、滅びではなく希望の道を用意してくださっています。
🌼 こどもたちへのメッセージ
神さまは、悪いことや神さまをきらう心を、いつまでもそのままにしておかれません。
今のうちに、イエスさまを信じて、神さまの家族になりましょう。
🎚️ 信仰のことば
鉢のさばきは、すべての人に未曾有の時をもたらします。
今こそ、キリストを信じ、救いの道を選び取ってください。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々に悪性のできものができて苦しむ様子を描いたイラスト。背景には666の刻印を掲げる者と獣の像が立ち、黙示録16:1–2の第一の鉢の裁きの情景が表されている。
【キャプション】
「第一の鉢の裁き」—獣を拝み、その刻印を受けた者たちに、ひどい悪性のできものができる(黙示録16:1–2)
📌 原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
🎨 らけるまの創作メモ|刻印を受けた者の末路を描く
この絵を描きながら、「この人たちはなぜここまでして神さまを拒んだのだろう」と思いました。
苦しみの中でなお悔い改めない心は、日々の小さな選択の積み重ねで形作られます。
今はまだ、その道を選び直せる時です。読者の方に、その大切な時が今だと知っていただきたいと思いながら筆を進めました。
🌿 つぶやき
大患難時代は、想像するだけでも恐ろしく、心が震える。
できることなら、今すぐにでもイエス様が来てくださって、携挙に与かりたい。
この地上に取り残されることだけは、どうしても避けたい。
「私の恵みは、あなたに十分である。私の力は、弱さのうちに完全に現れるからである。」(Ⅱコリント12:9)
📝 この記事のまとめ
- 第一の鉢は、獣の刻印を持つ者と像を拝む者への裁き
- 彼らの体にひどい悪性のできものができた
- 苦しみの中でも悔い改めない人々の姿が記されている
- 今はまだ救いの道を選べる恵みの時
🕊️ 結びの祈り
主よ、この厳しい裁きの描写を通して、あなたに従う道の大切さを教えてくださり感謝します。
今、この記事を読む一人ひとりが、心を柔らかくし、あなたに立ち返ることができますように。
私たちの弱さをあわれみ、携挙の希望を持って歩めるようお守りください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
🔔 次回の予告
第二の鉢の裁き ヨハネの黙示録16:3
📘 ヨハネの黙示録をもっとくわしく知りたい方へ
🔎 黙示録とはどんな書?終末の預言と希望のメッセージをやさしく解説しています。
🕊️ 聖書の最後に記されたこのヨハネの黙示録は、
恐れではなく、備えと希望のために与えられた、最も祝福された預言書です。
読む者、聞く者、心に留める者に祝福があると、はじめから約束されています
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。(黙示録1:3)。
どうか心を静めて、神の御声に耳を傾けてみてください。
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