わたしがいのちのパンです(ヨハネ6章より)

イエスが人々の前に立ち、語りかけている様子。多くの人々がその言葉に耳を傾けている。タイトル「わたしがいのちのパンです ヨハネ6章より」書かれている 教えとたとえ話|心に届くことば

🌱はじめに
人は生きていくために、毎日パンや食べ物を必要とします。でも、心にも「いのちのパン」が必要なのだと、イエスさまは教えてくださいました。このお話は、イエスさまがご自身を「いのちのパン」として示してくださった、深くあたたかいメッセージです。

✨ イエスさまの足跡をたどる旅へ ✨
👉 前回の記事「五千人の給食」はこちらからご覧いただけます


📝この記事を読むとわかること

  • 「いのちのパン」とは何か
  • イエスが語った深い真理と、信じることの大切さ
  • ペテロの信仰のことばに見る、信じる者の姿

🖼️ 原画:『わたしがいのちのパンです』(らけるま作)


📖 聖書本文(口語訳)ヨハネ6:22-71

※この聖句はパブリックドメインの口語訳聖書を引用しています。

◆イエスを探して人々が集まる(22-29節)

22その翌日、海の向こう岸に立っていた群衆は、そこに小舟が一そうしかなく、またイエスは弟子たちと一緒に小舟にお乗りにならず、ただ弟子たちだけが船出したのを見た。
23しかし、数そうの小舟がテベリヤからきて、主が感謝されたのちパンを人々に食べさせた場所に近づいた。
24群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知って、それらの小舟に乗り、イエスをたずねてカペナウムに行った。
25そして、海の向こう岸でイエスに出会ったので言った、「先生、いつ、ここにおいでになったのですか」。
26イエスは答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたがわたしを尋ねてきているのは、しるしを見たためではなく、パンを食べて満腹したからである。
27朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆだねられたのである」。
28そこで、彼らはイエスに言った、「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか」。
29イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神のわざである」。

🪷やさしい解説

イエスさまの奇跡を体験した人々は、もっとその力を見たいと願って追いかけました。でも、イエスさまは、ただ物質的な満足ではなく、永遠の命に至る「神のわざ」を求めるようにと教えられます。そのわざとは、「神がつかわされた者を信じること」でした。


◆わたしがいのちのパンです(30-51節)

30彼らはイエスに言った、「わたしたちが見てあなたを信じるために、どんなしるしを行って下さいますか。どんなことをして下さいますか。
31わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。
32そこでイエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。天からのパンをあなたがたに与えたのは、モーセではない。天からのまことのパンをあなたがたに与えるのは、わたしの父なのである。
33神のパンは、天から下ってきて、この世に命を与えるものである」。
34彼らはイエスに言った、「主よ、そのパンをいつもわたしたちに下さい」。
35イエスは彼ら言われた、「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくことがない。
36しかし、あなたがたに言ったが、あなたがたはわたしを見たのに信じようとはしない。
37父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。
38わたしが天から下ってきたのは、自分のこころのままを行うためではなく、わたしをつかわされたかたのみこころを行うためである。
39わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与えて下さった者を、わたしがひとりも失わずに、終りの日によみがえらせることである。
40わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終りの日によみがえらせるであろう」。
41ユダヤ人らは、イエスが「わたしは天から下ってきたパンである」と言われたのイエスについてつぶやき始めた。
42そして言った、「これはヨセフの子イエスではないか。わたしたちはその父母を知っているではないか。わたしは天から下ってきたと、どうして今いうのか」。
43イエスは彼らに答えて言われた、「互につぶやいてはいけない。
44わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえらせるであろう。
45預言者の書に、『彼らはみな神に教えられるであろう』と書いてある。父から聞いて学んだ者は、みなわたしに来るのである。
46神から出た者のほかに、だれかが父を見たのではない。その者だけが父を見たのである。
47よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
48わたしは命のパンである。
49あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。
50しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。
51わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は、いつまでも生きるであろう。わたしが与えるパンは、世の命のために与えるわたしの肉である」。

🪷やさしい解説

群衆はしるしを求め、昔マナを与えられたことを引き合いに出します。けれどもイエスさまは、ご自身こそが「天からのまことのパン」、つまり神から来た命の源であると語られました。イエスに来る者は飢えることがなく、信じる者は永遠に生きるのです。


◆霊的な食べ物とは何か(52-59節)

52そこで、ユダヤ人らが互に論じて言った、「この人はどうして、自分の肉をわたしたちに与えて食べさせることができようか」。
53イエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。人の子の肉を食べず、また、その血を飲まなければ、あなたがたの内に命はない。
54わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者には、永遠の命があり、わたしはその人を終りの日によみがえらせるであろう。
55わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物である。
56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者はわたしにおり、わたしもまたその人におる。
57生ける父がわたしをつかわされ、また、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者もわたしによって生きるであろう。
58天から下ってきたパンは、先祖たちが食べたが死んでしまったようなものではない。このパンを食べる者は、いつまでも生きるであろう」。
59これらのことは、イエスがカペナウムの会堂で教えておられたときに言われたものである。

🪷やさしい解説

イエスさまのことばは、当時の人々には理解しがたく、驚きと反発を招きました。「肉を食べ、血を飲む」との表現は、信仰によってイエスのいのちを内に受け取ることを意味しています。それは目に見えなくても、霊的に本当に力となる恵みなのです。


◆去る者と残る者(60-66節)

60弟子たちのうちの多くの者は、これを聞いて言った、「これは、ひどい言葉だ。だれがそんなことを聞いておられようか」。
61しかしイエスは、弟子たちがそのことでつぶやいているのを見破って、彼らに言われた、「このことがあなたがたのつまずきになるのか。
62それでは、もし人の子が前にいた所に上るのを見たら、どうなるのか。
63人を生かすものは霊であって、肉はなんの役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、また命である。
64しかし、あなたがたの中には信じない者がいる」。イエスは、初めから、だれが信じないか、また、だれが彼を裏切るかを知っておられたのである。
65そしてイエスは言われた、「それだから、父が与えて下さった者でなければ、わたしに来ることはできないと、言ったのである」。
66それ以来、多くの弟子たちは去っていって、もはやイエスと行動を共にしなかった。

🪷やさしい解説

多くの弟子たちは、イエスさまの教えについていけず、離れていってしまいます。信仰は、ときに試されるものです。信じ続けることは、簡単ではないけれど、いのちの源を見つけた者の選びです。


◆ペテロの信仰告白(67-71節)

67そこでイエスは十二弟子に言われた、「あなたがたも去ろうとするのか」。
68シモン・ペテロが答えた、「主よ、わたしたちは、だれのところに行きましょう。永遠の命の言をもっているのはあなたです。
69わたしたちは、あなたが神の聖者であることを信じ、また知っています」。
70イエスは彼らに答えられた、「あなたがた十二人を選んだのは、わたしではなかったか。それだのに、あなたがたのうちのひとりは悪魔である」。
71これは、イスカリオテのシモンの子ユダをさして言われたのである。このユダは、十二弟子のひとりでありながら、イエスを裏切ろうとしていた。

🪷やさしい解説

イエスさまは問いかけます。「あなたがたも去ろうとするのか」と。するとペテロはこう答えます。「永遠の命の言をもっているのはあなたです」。どんなときも、イエスさまのもとにとどまりたい——その思いが、わたしたちの信仰の支えとなります。

🌼こどもたちへのメッセージ

パンを食べると、おなかがいっぱいになります。イエスさまは、心がおなかいっぱいになるような「いのちのパン」なんだよ、と教えてくれました。イエスさまを信じると、心があたたかく、やさしくなるよ。

🎚️ 信仰のことば

「主よ、わたしたちは、だれのところに行きましょう。永遠の命の言をもっているのはあなたです。」(ヨハネ6:68)

🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
イエスが人々の前に立ち、語りかけている様子。多くの人々がその言葉に耳を傾けている。

【キャプション】
「わたしがいのちのパンです」――イエスの言葉に、集まった人々が静かに心を向けています。(ヨハネ6:35)

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。


🎨 らけるまの創作メモ|いのちのパンを描こうとした日 

この絵には、イエスさまのやさしいまなざしと、語りかけを聞いている人々のまっすぐな姿を描きました。「いのちのパン」という言葉には、すべての人を満たしたいという神の愛が込められています。その思いが絵にも伝わるように、心を込めて彩色しました。


📝この記事のまとめ

  • イエスは「いのちのパン」であると宣言された
  • 信じることが神のわざであり、命への道
  • イエスを信じる者は永遠の命に生きる
  • ペテロは「永遠の命のことば」を信じた

🕊️ 結びの祈り

愛するイエスさま、
あなたが「いのちのパン」であることを感謝します。
私たちの心が、あなたのことばと愛で満たされ、
どんな日にもあなたを信じて歩む力が与えられますように。
どうか、今この記事を読んでいる一人ひとりに、
永遠の命への希望と、静かな平安を与えてください。
アーメン。


🔔 次回の予告

次回は「昔の人たちの言い伝えと真実の教え」(マルコ7:1-23)を心にとめて、ご一緒に味わっていきましょう。


📖この記事に関連する御言葉をもっと深く

イエスさまの御業やことばを、心静かにたどってみたい方へ。
テーマごとにまとめたカテゴリをご案内します。
きっと、あなたの今の歩みに寄り添う光が見つかりますように――

↓こちらからどうぞ:

🌱 癒し|病と心の回復
🌊 奇蹟|自然を超えた行い
🕊️ 赦しと解放|罪と重荷の自由
📖 教えとたとえ話
👣 応答する人々

コメント

タイトルとURLをコピーしました