マルコの福音書

教えとたとえ話|心に届くことば

宮の破壊の予告|マルコの福音書13章1-2節

🌱はじめに受難週の火曜日――イエス様は神殿の中で人々に教え、貧しいやもめの献金に心をとめられました。そして、神殿を後にするその時、弟子のひとりが目の前の壮麗な神殿を見上げて、感嘆の声をあげます。しかし...
教えとたとえ話|心に届くことば

やもめの献金|マルコの福音書12章41-44節

🌱はじめにイエス様が歩まれた最後の週、神殿で静かに座りながら、人々のささげ物をご覧になっていました。誰がどれだけの金額を入れたのか――それではなく、イエス様が見ておられたのは、その心の中にあるまごころ...
イエス様の足跡を巡る旅

枯れたいちじくの木の教訓|マルコの福音書11章20-25節

🌱はじめにある朝、弟子たちは驚きました。前の日にイエス様がのろわれた、葉だけが茂っていたいちじくの木が、根元から枯れていたのです。その出来事は、ただの奇跡ではなく、信仰と赦しについての深い教訓を私たち...
イエス様の足跡を巡る旅

宮きよめ――祈りの家を取り戻す|マルコ1115-19)

🌱はじめに(導入文)神殿は、本来、すべての人が祈るために集まる聖なる場所です。けれど、イエスが訪れたとき、そこは商売と騒がしさに満ちていました。イエスはその場をきよめ、神の家としての本来の姿を取り戻さ...
イエス様の足跡を巡る旅

いちじくの木をのろう|マルコの福音書11章12–14節

🌱 はじめにイエスさまの歩まれた地で、何気ない風景の中に深い教えが込められていることがあります。今回取り上げるのは、葉は茂っていても実を結んでいないいちじくの木に向かって語られたイエスさまの言葉。その...
癒し|病と心の回復

信仰が開く目|盲人バルテマイをいやす(マルコ10章46-52節)

🌱 はじめに私たちの人生には、暗闇の中を手探りで歩むように感じるときがあります。けれど、そんなときにこそ、信仰の声が神さまに届くのだと教えてくれるのが、バルテマイの物語です。バルテマイの叫びと、その叫...
教えとたとえ話|心に届くことば

仕える者の心を学ぶ|ヤコブとヨハネの願い(マルコ10章35-45節)

🌱 はじめに神さまのもとで大切にされるのは、いったいどんな人なのでしょうか? この世界では目立つ人や強い人が上に立つように見えますが、イエスさまはまったく違う価値観を教えてくださいました。ヤコブとヨハ...
イエス様の足跡を巡る旅

三度目の十字架の死の予告|マルコの福音書10章32〜34節

🌱はじめにイエスさまは、ご自分が歩まれる十字架の道を、弟子たちにはっきりと語られました。それは恐ろしい未来をただ知らせるためではなく、その先にある希望と救いを示すためです。今回は、三度目となる十字架の...
教えとたとえ話|心に届くことば

弟子たちへの静かな訓練――マルコ9章とマタイ18章に見る、へりくだりと赦しの教え

🌱はじめにイエス様がご自身の十字架の道を見据えながら、それでも弟子たち一人ひとりの心に目を留め、静かに語りかけられた時期があります。マルコの福音書9章とマタイの福音書18章は、そのような大切な教えが詰...
癒し|病と心の回復

ベツサイダで盲人をいやす(マルコ8・22-26)

🌱はじめにイエスが人々の願いにこたえて、ひとりの盲人を癒されたベツサイダでの出来事。その奇跡は、ただ一瞬で終わるものではなく、段階を経て完全な癒しに至るものでした。これは、私たちの霊的な成長や信仰の歩...
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