🌱はじめに
イエス様は夜通し祈り、弟子たちの中から十二人を選び、「使徒」と名づけられました。
彼らは主の働きをともに担う特別な存在となりましたが、その中には後に裏切り者となるイスカリオテのユダも含まれていました。
この出来事の背後には、神の深いご計画と、イエス様の愛と従順があります。
この記事では、その意味をやさしく、心に寄り添うかたちで味わっていきます。
📝この記事を読むとわかること
- イエス様が十二使徒を選ばれた背景
- 裏切り者ユダが含まれていた意味
- 神のご計画と人の自由意志の調和
- 十字架の恵みの深さ
- 原画に込められた創作の祈り
🖼️ 原画:『夜通し祈って選ばれた十二使徒』(らけるま作)

🪷やさしい解説
イエス様は、夜明け前の闇の中でひとり静かに祈られました。
それは、十二人を選ぶという重大な決断の前の、父なる神との深い交わりの時。
イエス様が選ばれた十二使徒の中には、漁師も、熱心党の者も、徴税人も、そしてイスカリオテ・ユダもいました。
ユダは最終的にイエスを裏切ることになりますが、その選びもまた、主のご計画の中にありました。
とはいえ、彼には悔い改める機会が何度も与えられていたのです。
神のご計画の中でも、個人の応答は重要であり、ユダの悲劇は、すべての人への警鐘でもあります。
イエス様は、たとえ裏切られることを知っていても、愛をもってユダを選ばれました。
それは、十字架の愛がどこまでも深く、誰に対しても開かれていることの証です。
🎚️ 信仰のことば
「人の子は、確かに定められたとおりに去って行きます。
しかし人の子を裏切るその人は災いです。」
――ルカ22:22(口語訳)
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
イエスが夜通し祈り、弟子たちの中から十二使徒を選ばれた様子を描いたイラスト。上方には祈るイエスの姿、下方には選ばれた使徒たちが整列している。
【キャプション】
夜明け前、祈りの中で選ばれた十二使徒。その中にユダもいた――十字架の愛の計画の始まり。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳入っています。
🎨 らけるまの創作メモ|「裏切り者も選ばれた朝」を描こうとした日
この原画を描いたとき、心にあったのは「イエス様は、どんな想いで夜通し祈られたのだろう」という問いでした。
わたしたちが誰を信頼するか、何を委ねるかを決めるとき、短い祈りで済ますこともあります。
けれど、主は全身全霊を込めて祈られたのです。
裏切ると知っていたユダも含めて。
それは「愛の選び」であり、十字架の道を真っ直ぐに進まれる主の覚悟でもあったと感じています。
絵の中の光と影が交錯するように、選びと裏切り、祈りと涙がそこにあります。
でも、主のまなざしは、すべてを超えて「救い」に向かっているのです。
📝この記事のまとめ
- イエス様は夜通し祈って十二使徒を選ばれた
- ユダもその中に含まれていたのはご計画の一部
- 神はユダにも悔い改めの機会を与えていた
- イエスの十字架は愛によるご自身の選び
- 私たちも日々、主の愛に応答して歩みたい
🕊️ 結びの祈り
主イエスさま、
あなたが十二人を選ばれた朝を、
その静かな祈りを、私たちは今、心で見つめています。
裏切りさえもご計画に取り込まれ、
十字架の愛がすべてを包みこむその深さに、ただ感謝します。
私たちの心にも、弱さや迷いがある日があります。
でも、あなたの愛は変わらず、私たちを選び続けてくださっています。
どうか今日も、あなたのまなざしの中で歩めますように。
主を愛するすべての読者の歩みに、
御霊の導きと平安がありますように――
イエス・キリストの御名によって、アーメン。
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