🌱はじめに(導入文)
夜通し働いても、成果が見えないとき――私たちは、がっかりして心が沈むことがあります。
そんなとき、イエスの言葉に「もう一度、網を下ろしてごらん」と励まされたなら、どう応えますか?
今回は、イエスに従ったペテロと仲間たちの物語を、やさしい絵とともに見つめていきましょう。
📝この記事を読むとわかること
- ペテロたちが体験した「大漁の奇跡」とは何か
- イエスの呼びかけに従った弟子たちの心の変化
- 私たち自身の「信仰の一歩」について考えるきっかけ
🖼️ 原画:『ペテロの大漁と四人の弟子たちの信従』(らけるま作)※ここに原画を挿入します

🪷やさしい解説
ルカによる福音書5章には、イエスとシモン(のちのペテロ)との出会いが描かれています。
夜通し働いたにもかかわらず魚が取れなかったペテロに、イエスは「沖に漕ぎ出して網を下ろしなさい」と語りかけます。
不思議なことに、ペテロは「でも…」ではなく、「お言葉ですから」と応じ、再び網を下ろしました。
すると、網が破れそうになるほどの魚が入り、ペテロたちは驚きとともに、自分の小ささ・神の大きさを知るのです。
この体験を通して、彼らはすべてを捨ててイエスに従う決心をします。
これは「奇跡の物語」というより、「信頼と応答」の物語。わたしたちにも問いかけているように感じます。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
ガリラヤ湖でイエスに導かれ、大漁の奇跡を体験するペテロと弟子たちの場面。網が魚で満たされ、驚きと信仰に満ちた弟子たちの表情が描かれている。
【キャプション】
「主よ、わたしは罪深い者です。」――夜通し何も取れなかったペテロは、イエスの言葉に従って網を下ろし、あふれるほどの魚を得ました。この出会いが、彼らの人生を変える信仰の旅のはじまりとなります。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳入っています。
🎨 らけるまの創作メモ|信仰の第一歩を描こうとした日
この絵を描いた日、わたしの心にあったのは「信仰の第一歩の尊さ」でした。
結果が見えなくても、疲れていても、イエスさまのことばに「はい」と応える…その姿に深く心を打たれます。
ペテロの顔、舟の重み、魚の多さ、弟子たちの表情――どれも、今の私たちにも通じる「心の場面」です。
信仰とは、奇跡を求めることではなく、おことばに従って一歩を踏み出すことなのだと感じながら、筆を取りました。
📝この記事のまとめを箇条書き
- ペテロと仲間たちは、イエスのことばに従って再び網を下ろした
- 奇跡の大漁によって、彼らの心に変化が起こった
- 弟子たちはすべてを捨てて、イエスに従う決心をした
- 信仰とは「信じて従う」日々の選びでもある
🕊️ 結びの祈り
主よ、
私たちが疲れ、何も得られなかった夜にも、
あなたはやさしく「もう一度」と声をかけてくださいます。
ペテロのように、
あなたの言葉に従う勇気を私たちにお与えください。
見える結果よりも、
あなたへの信頼を選ぶ信仰を、今日も歩めますように。
この小さな一歩が、
あなたの大きな愛に包まれていることを忘れずにいられますように。
アーメン。
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