🌱はじめに
静寂の中、主の声が急に響き渡ったようでした。
律法の形式を守る者たちの食卓に座りながら、イエスはそこにあった偽りの信仰を鋭く見抜かれました。
この言葉は、やさしい説教ではありません。
これは、御前にわたしたちの心をさらけ出す招きの剣です。
✨ イエスさまの足跡をたどる旅へ ✨
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前回の記事「口をきけなくする悪霊の追い出し」はこちらからご覧いただけます
📝この記事を読むとわかること
- 形式と本質の断絶と視点
- 偽善を照らされる恐怖と必然
- 今日を生きるわたしたちへの厳しい問い
📖 この箇所の文脈|ルカの福音書11章37-54
イエスは、口をきけなくする悪霊の追い出し、群衆に語られた後、あるパリサイ人の家で食事を召されます。
その場で、律法を守るがゆえに形だけを重んじる姿勢を暴かれ、偽善の実態を告発されました。
この章は、表面的な敬虔さの裏側にある闇を暴き、心の清さを迫る宣言です。
🖼️ 原画:『律法学者、パリサイ人を責める』(らけるま作)


🪷やさしい解説
パリサイ人たちは、皿も杯も外側は磨き上げましたが、その奥は強欲と邪悪で満ちている とイエスは語られました(ルカ11:39)。
律法を重んじながら、人々の背負いを重くして自身は手を貸そうとせず、重荷を課すだけの姿勢も指摘されます。
これらは他人事ではありません。私たちが無自覚に「正しさ」を装うとき、主はその偽りを剥ぎ取りに来られるのです。
🕯「偽善を糾弾できるのは、イエス様だけです。
私たちにできることは、
その御声に耳を傾け、
自分の心だけを差し出すこと。」
🌼こどもたちへのメッセージ
イエスさまは、手のきれいさではなく、心のきよさ を大切にされる方です。
どんなにお祈りやよい行いをしても、心の中が暗くては、神様には届きません。
だからこそ、毎日「神さま、わたしの心も見てください」と祈ろうね。
🎚️ 信仰のことば
「あなたがたの内側にあるものを施しなさい。そうすれば、すべてのものがあなたがたにとって清いものとなる」(ルカ11:41)
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
イエスが食卓につき、パリサイ人たちに向かって教えを語っている場面。整えられた料理の前で、パリサイ人たちがイエスの言葉に耳を傾けている。
【キャプション】
表面ではなく、心を潔くせよ。
イエスの声は、偽りを暴く刃となって響く(ルカ11:37-42)。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|静かな食卓で語られた真理
この御言葉に向き合うのは、筆を持つ手が震えるほど恐れでした。
「私はこの場の裁き人にはなりたくない」
何度、祈っても立ち止まり、見上げては涙する日が続きました。
それでも、聖霊が告げました。
「これは慰めではない。真理の警告である」と。
この一枚は、愛とは異なる剣を帯びた主の声を描いた戦記なのです。
📝この記事のまとめ
- イエスは偽善を断罪され、心の清さを求められた
- 形式的信仰は、深い闇へと通じる
- この言葉は愛ではなく、悔い改めへの呼びかけ
- わたしたちの日常も問われている
🕊️ 結びの祈り
主よ、あなたの眼差しが私の内側を深く見透かすことを恐れます。
表面だけを整える偽りの心を砕き、内側から清めてください。
私はあなたの御前に、心の戸を開きます。
どうか、真理と憐れみをもってわたしを導き、変え続けてください。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は、「弟子たちへの教え」ルカの福音書12章1-53— 律法から解き放たれる者への深い招き
イエスさまの御業やことばを、心静かにたどってみたい方へ。
テーマごとにまとめたカテゴリをご案内します。
きっと、あなたの今の歩みに寄り添う光が見つかりますように――
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