ふたりの主人に仕えることはできない ― 神と富のはざまで ―

青空の下、イエスが山の上で群衆に語りかける様子。色とりどりの衣をまとった人々が座り、中央に立つイエスは両手を広げてやさしい表情で教えている。左上に「山上の説教」、中央に「15.神と富について」と黄色の文字が配置されている。 教えとたとえ話|心に届くことば

🌱はじめに

イエスさまは、山の上で人々にやさしく、しかしまっすぐに語られました。
「ふたりの主人に仕えることはできない」と――。

この言葉は、今もなお私たちの心に問いかけます。
誰に従い、何を大切に生きていくのか。
静かに心を澄ませて、イエスさまの語ったことばを見つめてみましょう。


📝この記事を読むとわかること

  • マタイ6:24の意味と背景
  • 「神と富」のたとえが語る信仰の選択
  • 子どもにも伝えたい、やさしいイエスのことば
  • らけるま原画に込められた想い

🖼️ 原画:『神と富について』(らけるま作)

山の上で群衆に語るイエス。左右には色とりどりの服を着た人々が、真剣な表情で耳を傾けている。青空のもと、神と富についての教えが語られている。
「だれも、ふたりの主人に仕えることはできない。」―― イエスは、人の心が富にとらわれず、神に向けられるようにと願って語られました。 ―― マタイ6:24

🪷やさしい解説

「だれも、ふたりの主人に仕えることはできない。」

イエスさまのこの言葉は、どこか厳しく感じるかもしれません。でもこれは、わたしたちが迷わずに神さまに従って生きられるようにという、やさしい導きでもあります。

「富」は、生活に必要なものですが、心を奪われてしまうと、いつのまにか神さまから遠くなってしまうことも。だからこそ、まず「神を愛すること」から始めるようにと、イエスさまは語られたのです。


🌼こどもたちへのメッセージ

イエスさまは、「神さまをいちばん大切にしようね」って教えてくれているよ。
おかねやおもちゃはうれしいけど、それよりも神さまのほうがずっとたいせつ。
やさしい心をもって、神さまのことをまいにち思い出してみようね✨


🎚️ 信仰のことば

あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
― マタイ6:24

「何を大切にして生きていくか」――
イエスのこの言葉は、今日も私たちを主のもとに立ち返らせてくれます。


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
山の上で群衆に語るイエス。左右には色とりどりの服を着た人々が、真剣な表情で耳を傾けている。青空のもと、神と富についての教えが語られている。

【キャプション】
「だれも、ふたりの主人に仕えることはできない。」――
イエスは、人の心が富にとらわれず、神に向けられるようにと願って語られました。
―― マタイ6:24

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が入っています。


🎨 らけるまの創作メモ|「迷いながらも神を選ぶ日」

この絵を描くとき、ひとつの問いが心にありました。
――わたしたちは、ほんとうに「神さまを一番」にしているだろうか?

イエスさまの前に集まった人々も、きっとそれぞれの事情や生活の中で迷いながら、山に来たのだと思います。
だけど、イエスさまのことばを聞いて、心のどこかが「はい、神さまに従います」と動いた――
その瞬間を描きたいと願って、色を重ねました。


📝この記事のまとめ

  • マタイ6:24は「神と富」についての教え
  • ふたりの主人に仕えることはできないという真理
  • 神さまを第一にすることの大切さを語っている
  • 子どもにもやさしく伝えられるメッセージ
  • 原画には信仰の選びと、静かな決意が込められている

🕊️ 結びの祈り

主よ、
この世のさまざまなものに心がとらわれるとき、
どうか私たちをやさしく立ち止まらせてください。

「ふたりの主人に仕えることはできない」と語られた
あなたの静かな声に、耳を傾けられますように。

神さま、今日もあなたを第一に選ぶことができますように。
すべての読者が、平安と光のうちに歩めますように。
アーメン


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