苦難と死とよみがえりの予告|マタイ16:21–28

イエスが弟子たちに、ご自身が受ける苦難と死、そして復活について語っている場面を描いた横長イラスト。弟子たちが驚きながら聞き入る様子と、右側にはガリラヤからエルサレムまでの地図が描かれている。 応答する人々|主に従う人生の始まり

🌱はじめに

ペテロの信仰告白のあと、イエスさまは弟子たちにご自身の歩まれる道について、初めてはっきりと語られました。それは、十字架という苦難と死、しかしその先にあるよみがえりの希望でした。



📝この記事を読むとわかること

  • イエスが初めて語られた「苦難と復活の予告」
  • ペテロの反応とイエスの応答
  • 十字架を負うことの意味
  • 命の価値と御国の希望について

🖼️ 原画:『苦難と死とよみがえりの予告』(らけるま作)

イエスが弟子たちに、苦難と死、そして復活を初めて告げた場面を描いたイラスト。弟子たちが驚きと戸惑いを見せる中、ペテロがイエスの前に出て語る様子が描かれている。右側には聖書の舞台となる地図も含まれている。
イエスが「自分を捨て、十字架を負って従いなさい」と語られた場面(マタイ16:21–28)。弟子たちは戸惑いながらも、主のことばに耳を傾けました。

🪷やさしい解説

イエスさまは、エルサレムで長老、祭司長、律法学者たちに捕えられ、苦しみ、殺され、三日目によみがえることを弟子たちに打ち明けました(21節)。

それを聞いたペテロは、イエスをいさめて「そんなことがあってはなりません」と言います(22節)。しかし、イエスはペテロに「サタンよ、引き下がれ」と厳しい言葉で答えられました(23節)。

なぜなら、神のご計画は人の思いを超えており、イエスの十字架は救いの成就に欠かせないからです。

そしてイエスは弟子たちに語られます。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従ってきなさい」(24節)。

いのちを救おうとする者はそれを失い、失う者はいのちを得る──イエスが語るのは、永遠のいのちと、御国の報いです(25–27節)。

最後にイエスは、御国の力を見る者が弟子たちの中にいると語られました(28節)。それはペンテコステや変貌の山など、神の栄光が現れる特別な体験を指しているとも解釈されます。


🌼こどもたちへのメッセージ

イエスさまは、つらいことがあると知っていても、それをこわがらずに歩いてくださいました。それは、わたしたちをすくうためです。イエスさまのあとを、わたしたちも小さな歩みでついていこうね。


🎚️ 信仰のことば

「自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従ってきなさい。」(マタイ16:24)


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
イエスが弟子たちに、苦難と死、そして復活を初めて告げた場面を描いたイラスト。弟子たちが驚きと戸惑いを見せる中、ペテロがイエスの前に出て語る様子が描かれている。右側には聖書の舞台となる地図も含まれている。

【キャプション】
イエスが「自分を捨て、十字架を負って従いなさい」と語られた場面(マタイ16:21–28)。弟子たちは戸惑いながらも、主のことばに耳を傾けました。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。


🎨 らけるまの創作メモ|苦難の先にある光を描こうとした日

この原画は、イエスさまが初めてご自身の苦しみとよみがえりを語られた、大切な瞬間を描きました。ペテロの心情にも寄り添いながら、悲しみの奥にある希望の光を大切に表現しました。


📝この記事のまとめ

  • イエスが初めてご自身の苦難と復活を語られた
  • ペテロはそれを止めようとしたが、イエスは神のご計画を告げた
  • 十字架を負うことは、イエスに従う弟子の歩みである
  • 命の価値と御国の報いが語られている

🕊️ 結びの祈り

主イエスよ、あなたが歩まれた苦難の道を思うとき、わたしたちの心も静かにされます。どうか、自分の思いではなく、あなたの道を選びとることができますように。小さな十字架を背負いながら、あなたのあとを歩む信仰を与えてください。読むすべての方の心に、あなたの慰めと希望が注がれますように。アーメン。


🔔 次回の予告

次回は「栄光の山|イエスの変貌」マタイ17:1–13。イエスの栄光が弟子たちに現れる場面を描きます。


📖この記事に関連する御言葉をもっと深く

イエスさまの御業やことばを、心静かにたどってみたい方へ。
テーマごとにまとめたカテゴリをご案内します。
きっと、あなたの今の歩みに寄り添う光が見つかりますように――

↓こちらからどうぞ:

🌱 癒し|病と心の回復
🌊 奇蹟|自然を超えた行い
🕊️ 赦しと解放|罪と重荷の自由
📖 教えとたとえ話
👣 応答する人々

コメント

タイトルとURLをコピーしました