🌱はじめに
イエスさまは、ユダヤ人だけでなく、異邦人のことも深く憐れまれました。
荒野に集まってきた大勢の人々が三日も空腹のままだと知ったとき、主はそのまま帰らせることを望まず、愛のうちにパンと魚を与えられたのです。
この出来事は、私たちもまた主の恵みに与る存在であることを、やさしく教えてくれます。
✨ イエスさまの足跡をたどる旅へ ✨
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前回の記事「耳が聞こえず、口のきけない人をいやす」はこちらからご覧いただけます
📝この記事を読むとわかること
- 四千人の給食の奇跡が五千人の奇跡とは別の出来事であること
- この出来事が異邦人に向けた主の祝福であること
- イエスが弟子たちをどのように導かれたか
- 信仰における「仕える心」と「信頼」の大切さ
🖼️ 原画:『四千人に食物を与える』(らけるま作)

🪷やさしい解説
四千人に食物を与えたこの奇跡は、五千人の奇跡とは別の出来事であり、主イエスが異邦人にまで祝福を広げられたしるしです。
荒野にいた人々は三日も空腹でしたが、イエスは彼らを見て深く憐れみ、食物を与えることを決意されました。
この場面でもイエスは弟子たちに働きかけ、信仰と仕える心を育てようとされます。
しかし、弟子たちはすぐに信じて動くことができませんでした。
もしかすると、先の五千人のパンの奇跡を思い出せなかったのかもしれません。
あるいは、異邦人への奉仕に心が向きにくかったのかもしれません。
それでも最終的には、弟子たちはイエスの言葉に従い、人々にパンと魚を配りました。
主に信頼し、仕えるとき、足りないように思えるものさえ、豊かに分かち合うことができるのです。
🌼こどもたちへのメッセージ
イエスさまは、みんなのおなかがすいていることをちゃんと見ていてくれます。
たとえ遠くにいても、どこの国の人でも、やさしくお世話してくださる方です。
イエスさまに「ありがとう」と言って、おともだちにもやさしくしてあげましょうね🍞✨
🎚️ 信仰のことば
「イエスに信頼し、仕えるとき、わたしたちの手にある小さなものも、祝福となって広がります。」
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
イエスが群衆にパンと魚を与え、四千人を満腹にさせた奇跡の場面。弟子たちが人々に食物を配る様子が描かれている。
【キャプション】
「イエスは人々を憐れみ、パンと魚を分け与えられました。そこには不足の中にも満ち足りた恵みが広がっていました。」
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
🎨 らけるまの創作メモ|パンを分け合う恵みを描こうとした日
この絵を描いたとき、心の中には「イエスさまのやさしさを伝えたい」という想いがありました。
ただの食事ではなく、それは「ともにいるよ」というイエスさまのまなざしでした。
にこやかにパンを手渡す弟子たちの姿、笑顔で受け取る人々の表情に、神さまの愛のかけらを込めました🕊️
📝この記事のまとめ
- 四千人の給食の奇跡は、異邦人への恵みのしるしです
- 弟子たちはすぐに信じることができなかったが、イエスに従いました
- 少しのパンと魚でも、信仰を通して多くの人に分かち合うことができました
- イエスは私たちにも、信頼して仕えることを教えてくださいます
🕊️ 結びの祈り
主よ、あなたが私たち一人ひとりの必要をご存じであり、
やさしく手を差し伸べてくださることに感謝します。
ときに私たちは、信じることや、人に仕えることをためらってしまいます。
でも、あなたがともにいてくださるから、小さなパンも、大きな祝福となります。
今日も、愛をもって誰かに手を差し伸べる勇気と、
主に信頼する心を私たちに与えてください。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は「今の時代は『しるし』を求める、パリサイ人とヘロデとのパン種」(マルコ8:11-21)を静かに見つめていきます。
どうぞお楽しみに。
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