🌱はじめに
ペテロの信仰告白のあと、イエスさまは弟子たちにご自身の歩まれる道について、初めてはっきりと語られました。それは、十字架という苦難と死、しかしその先にあるよみがえりの希望でした。
✨ イエスさまの足跡をたどる旅へ ✨
👉
前回の記事「ペテロの信仰告白と教会の土台」はこちらからご覧いただけます
📝この記事を読むとわかること
- イエスが初めて語られた「苦難と復活の予告」
- ペテロの反応とイエスの応答
- 十字架を負うことの意味
- 命の価値と御国の希望について
🖼️ 原画:『苦難と死とよみがえりの予告』(らけるま作)

🪷やさしい解説
イエスさまは、エルサレムで長老、祭司長、律法学者たちに捕えられ、苦しみ、殺され、三日目によみがえることを弟子たちに打ち明けました(21節)。
それを聞いたペテロは、イエスをいさめて「そんなことがあってはなりません」と言います(22節)。しかし、イエスはペテロに「サタンよ、引き下がれ」と厳しい言葉で答えられました(23節)。
なぜなら、神のご計画は人の思いを超えており、イエスの十字架は救いの成就に欠かせないからです。
そしてイエスは弟子たちに語られます。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従ってきなさい」(24節)。
いのちを救おうとする者はそれを失い、失う者はいのちを得る──イエスが語るのは、永遠のいのちと、御国の報いです(25–27節)。
最後にイエスは、御国の力を見る者が弟子たちの中にいると語られました(28節)。それはペンテコステや変貌の山など、神の栄光が現れる特別な体験を指しているとも解釈されます。
🌼こどもたちへのメッセージ
イエスさまは、つらいことがあると知っていても、それをこわがらずに歩いてくださいました。それは、わたしたちをすくうためです。イエスさまのあとを、わたしたちも小さな歩みでついていこうね。
🎚️ 信仰のことば
「自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従ってきなさい。」(マタイ16:24)
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
イエスが弟子たちに、苦難と死、そして復活を初めて告げた場面を描いたイラスト。弟子たちが驚きと戸惑いを見せる中、ペテロがイエスの前に出て語る様子が描かれている。右側には聖書の舞台となる地図も含まれている。
【キャプション】
イエスが「自分を捨て、十字架を負って従いなさい」と語られた場面(マタイ16:21–28)。弟子たちは戸惑いながらも、主のことばに耳を傾けました。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
🎨 らけるまの創作メモ|苦難の先にある光を描こうとした日
この原画は、イエスさまが初めてご自身の苦しみとよみがえりを語られた、大切な瞬間を描きました。ペテロの心情にも寄り添いながら、悲しみの奥にある希望の光を大切に表現しました。
📝この記事のまとめ
- イエスが初めてご自身の苦難と復活を語られた
- ペテロはそれを止めようとしたが、イエスは神のご計画を告げた
- 十字架を負うことは、イエスに従う弟子の歩みである
- 命の価値と御国の報いが語られている
🕊️ 結びの祈り
主イエスよ、あなたが歩まれた苦難の道を思うとき、わたしたちの心も静かにされます。どうか、自分の思いではなく、あなたの道を選びとることができますように。小さな十字架を背負いながら、あなたのあとを歩む信仰を与えてください。読むすべての方の心に、あなたの慰めと希望が注がれますように。アーメン。
🔔 次回の予告
次回は「栄光の山|イエスの変貌」マタイ17:1–13。イエスの栄光が弟子たちに現れる場面を描きます。
📖この記事に関連する御言葉をもっと深く
イエスさまの御業やことばを、心静かにたどってみたい方へ。
テーマごとにまとめたカテゴリをご案内します。
きっと、あなたの今の歩みに寄り添う光が見つかりますように――
↓こちらからどうぞ:
🌱 癒し|病と心の回復🌊 奇蹟|自然を超えた行い
🕊️ 赦しと解放|罪と重荷の自由
📖 教えとたとえ話
👣 応答する人々
コメント