律法と預言者を成就するイエス――神のことばの深みに生きる

青空の下、イエスが山の上で群衆に語りかける様子。色とりどりの衣をまとった人々が座り、中央に立つイエスは両手を広げてやさしい表情で教えている。左上に「山上の説教」、中央に「3.律法と預言者について」と黄色の文字が配置されている。 教えとたとえ話|心に届くことば

🌱はじめに

「律法と預言者」という言葉は、ユダヤの人々にとって、神の教えの中心を表すものでした。
その中に生きていた弟子たちに、イエスさまはこう語られます。
「わたしが来たのは、それらを廃棄するためではなく、成就するためです」。

イエスさまは旧約を否定するのではなく、
すべての約束を満たすお方として、その中心に立たれました。
今もわたしたちの歩みを、神のことばの真実に結びつけてくださいます。


📝この記事を読むとわかること

  • 「律法と預言者」とは何か
  • イエスさまが語った「成就する」とはどういう意味か
  • 義とは、神との関係の中で生まれるもの
  • 原画に込められた意図と祈り

🖼️ 原画:『律法と預言者について』(らけるま作)

イエスが山の上に座り、弟子たちと群衆に囲まれながら教えている場面。明るい青空の下で語られる「律法と預言者」についての聖句が中央に示されている。
「神のことばは、今も生きて働いている。イエスさまのうちにそのすべてが実現されたのです。」

🪷やさしい解説(イエスさまの視点から)

「わたしが律法や預言者を廃するために来たと思ってはならない。
成就するために来たのです。」

これは誤解されやすいところです。
人々の間には「このイエスという者は、古い教えを否定しようとしているのでは」という声もありました。
でも、わたしは神のことばを一つとして軽んじることはしません。

神の律法は、正しく歩むための道しるべです。
預言は、神の救いのご計画のあらわれです。
わたしはそれらを、わたし自身のうちに生き、完成し、満たすために来たのです。

わたしのうちにある愛と義と真実を通して、
律法の本当の意味が、やがてあなたがたにもわかるようになります。
それは、人をさばくためではなく、神の国に生きる道へと導くものなのです。


🕊️ この「やさしい解説」は…

イエスさまご自身が語られたことばを、
そのまま主のまなざしから語りなおすように紡いだものです。

今もなお、イエスさまがあなたに語りかけてくださっていると感じながら、
心をひらいて読んでみてください。


🎚️ 信仰のことば

「わたしが律法や預言者を廃するためにきたと思ってはならない。成就するためにきたのである。」(マタイ5:17)


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
イエスが山の上に座り、弟子たちと群衆に囲まれながら教えている場面。明るい青空の下で語られる「律法と預言者」についての聖句が中央に示されている。

【キャプション】
「神のことばは、今も生きて働いている。イエスさまのうちにそのすべてが実現されたのです。」

📌原画には、パブリックドメイン口語訳入っています。


🎨 らけるまの創作メモ|「成就という静かな力」

この場面は、イエスさまの教えの中でもとくに「旧約とのつながり」が語られる大切な部分です。
律法という言葉は時にかたく感じられますが、
イエスさまがそれを「愛と真実で満たすもの」として語っておられることを、
絵の表情や色合いの中であらわしたいと思いました。

語られる主の表情が、やさしさと確かさをもって
人々の心に語りかけているように――
そんな思いで描いた一枚です。


📝この記事のまとめ

  • イエスは律法や預言者を否定するのではなく、成就するために来られた
  • 神の律法は、人をさばくためではなく、神との関係に生きるための導き
  • 真の義とは、イエスのうちにある愛と真実に結ばれている
  • 原画には、その静かな確かさがやさしく描かれている

🕊️ 結びの祈り

イエスさま、
あなたのうちに、律法も預言も、すべてが満たされていることを感謝します。

わたしたちが迷いの中にあるとき、
そのみことばが、わたしたちを照らし、
正しさではなく、愛によって導かれることを教えてください。

今日もあなたのうちに、
「成就されたことば」として生きられますように。
主の平安が、この記事を読まれるすべての方に注がれますように。
アーメン。


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