サウロが教会を荒らす|使徒8:1-3

ステパノの死後、教会に迫害が始まり、サウロが人々を捕えて牢に入れる場面を描いた横長のイラスト。中央には鎖につながれた信徒たちと、それを率いるサウロの姿がある。背景にはエルサレムの街並みと、嘆き悲しむ人々も描かれている。 使徒の働き

🌱はじめに

ステパノの死をきっかけに、教会は激しい迫害の中へと投げ込まれていきました。
信仰ゆえに苦しむ者たちと、それを激しく追い立てる者。
けれどこの闇の中にも、やがて訪れる光の兆しが隠されています。
神のご計画は、人の思いを超えて、静かに進んでいました。



📝この記事を読むとわかること

  • ステパノの死後、教会に起こった変化
  • サウロの迫害活動の激しさ
  • 迫害によって広がっていった福音の始まり

📖 この箇所の文脈

使徒ステパノの殉教は、エルサレム教会に大きな衝撃をもたらしました。
その直後から、サウロを中心とした激しい迫害が始まります。
しかし、その中で弟子たちはユダヤとサマリヤに散っていき、
結果的に福音がより広い地域へと届けられるきっかけとなったのです。


🖼️ 原画:『サウロが教会を荒らす』(らけるま作)

ステパノの死を悼む信徒たちと、その後教会を迫害し始めたサウロの行動が描かれている。地図でユダヤ・サマリヤへの散在も示され、信徒たちが牢に連行されていく様子も見える。使徒の働き8章1〜3節に基づくイラスト。
「サウロは家々に押し入って、男や女を引きずり出し、教会を荒らし回った」――ステパノの死をきっかけに、教会は試練の中へと突き進んでいきます。

🪷やさしい解説

この短い3節には、大きな痛みと、大きな転換点が込められています。
人の手では止めることのできない神のわざが、迫害の中でも確かに進んでいたのです。

🕊️ ステパノの死と信徒の悲しみ(8:1-2)

サウロは、ステパノの処刑に同意していました。
その死は、多くの信徒に深い悲しみをもたらします。

彼らはステパノを丁寧に葬り、心を痛めながらも、信仰を捨てることはありませんでした。

このとき、激しい迫害の風がエルサレムに吹き始め、弟子たちは各地へと散らされていきます。

🕊️ サウロの激しい迫害(8:3)

サウロは家々に押し入り、男女を問わず信者たちを捕らえて牢に送りました。

彼は誠実に、しかし誤った情熱をもって、自分こそが正しいと信じて行動していたのです。

けれどもこのとき、神はすでに、彼をもご自身の器として用いようとしておられました。

サウロの姿は、やがて変えられていく神のドラマの始まりでもあるのです。


🌼こどもたちへのメッセージ

こわいことや、かなしいことがあっても、神さまはぜんぶ見ていてくださるよ。
サウロはこわい人だったけど、神さまはその心にも、とどいてくださったんだ。


🎚️ 弟子の告白

主よ、迫害の時代にも、あなたに従った弟子たちのように、
私も信仰をもって歩みたいと願います。
痛みの中にあっても、あなたのご計画はとどまることがないと信じます。
どうか、敵にさえも届くあなたの愛を、私の心にも教えてください。


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
ステパノの死後、信徒たちが彼を埋葬して悲しむ様子と、サウロが教会を荒らし回る場面、地図でユダヤ・サマリヤへの広がりも描かれたイラスト。使徒8章1〜3節に基づく。

【キャプション】
「サウロは家々に押し入って、教会を荒らし回った」
――痛みと混乱の中にも、神のご計画は静かに進んでいました。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/


🎨 らけるまの創作メモ|サウロが教会を荒らす日を描こうとした日

描いている途中で、涙が出そうになりました。
ステパノを失ったばかりの教会が、次の迫害にさらされていく。
でも、悲しみの中にいる人たちの姿を、丁寧に、あたたかく描きたかった。

そして、サウロもまた、変えられていく旅の始まり。
人の目には敵でも、神さまには希望の器であるということを忘れないでいたいと、祈りながら描きました。


📝この記事のまとめ

  • ステパノの死後、激しい迫害が教会に及んだ
  • サウロは信徒たちを捕らえて牢に入れた
  • 弟子たちは散らされたが、それが福音の広がりの始まりとなった
  • 神はサウロさえも、ご自身の器として用いようとされていた

🕊️ 結びの祈り

主よ、悲しみや苦しみの中にも、あなたの手が働いていることを信じます。
サウロのように、敵のように見える存在さえ、あなたは変えてくださいます。
私たちの目では見えないご計画が、今も確かに進んでいることを信じ、
あなたに信頼して歩めるように助けてください。

アーメン。


🔔 次回の予告

次回は、「サマリヤ人伝道」――使徒8章4-25節の箇所を取り上げます。
散らされた弟子たちが語る福音の力と、サマリヤの地で起こる変化に注目していきましょう。


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聖霊が注がれ、福音が広がっていく――『使徒の働き』は、初代教会の誕生と信仰者たちの歩みを描いた物語です。弱さの中にも神さまの力が働くことを、ひとつひとつの記事を通して感じていただけますように。

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