🌱はじめに
神さまのご計画が、静かに始まりました。
ガリラヤの小さな町ナザレに、ひとりの若い女性マリヤが暮らしていました。
ある日、天からの知らせがマリヤにもたらされます――それは、世界を救う光の誕生の約束でした。
📌この記事を読むとわかること
- 「イエスの誕生の告知」とはどんな場面か
- 天使ガブリエルが伝えた神のメッセージ
- マリヤの応答にあらわれる信仰と従順の姿
- わたしたちに届く希望のしるし
🖼️原画:『イエスの誕生の告知』(らけるま作)

📌 この原画には、パブリックドメイン口語訳(ルカの福音書1:26~38)が入っています。
代替テキスト(alt):天使ガブリエルとマリヤが対話する場面。マリヤは赤い衣をまとい、天を見上げている。背景にガリラヤ地方の地図あり。
タイトル:『イエスの誕生の告知』
キャプション:「あなたは身ごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。」――ルカ1:31 ガブリエルの告げた光のことばに、マリヤは静かに応えました。
🪷やさしい解説
天使ガブリエルは、神さまからの特別な使命を受けて、ナザレに住むマリヤのもとを訪れました。
「おめでとう、主があなたと共におられます」――この言葉に、マリヤはとても驚きます。
しかし、ガブリエルは続けて神のご計画を告げます。
マリヤが生む子どもは、いと高き神の子。名はイエス。
その子は神の国の王となり、その支配は終わることがない、と。
マリヤはとまどいながらも、「お言葉どおり、この身になりますように」と静かに応えました。
神さまを信じ、ゆだねるマリヤの姿に、わたしたちも励まされます。
🎨 らけるまの創作メモ|イエスの誕生の告知を描こうとした日
この場面を描こうと思ったとき、
私は「マリヤの心の静けさ」に触れてみたいと思いました。
突然の天使の訪れ。
大きすぎる神のご計画。
けれどマリヤは、驚きや戸惑いを越えて
「どうぞ、そのとおりになりますように」と静かに応えます。
その姿に、
“信じてゆだねる”ということの
深い美しさと、やさしさを感じました。
イラストのなかでは、
マリヤの目線や手のかたちに
迷いと決意、そして平和を込めました。
背景の地図には、
神の計画がこの小さな場所から始まったことへの
小さな祈りをこめています。
描きながら、
「わたしにも、こんなふうに応えられるだろうか」
そんな問いが心にありました。
この絵が、
あなたの心にもそっと光を届けられたら、うれしいです🕊️
🕊️結びの祈り
主よ、
あなたのことばを信じ、
静かに心を差し出したマリヤのように、
わたしもあなたの導きに応えることができますように。
不安や疑いがあっても、
あなたのご計画は恵みで満ちていることを信じて歩ませてください。
アーメン。
📝この記事のまとめ
- 神の使いガブリエルがマリヤにイエスの誕生を告げた
- マリヤは驚きつつも信仰をもって応答した
- この出来事は神の救いの始まり
- わたしたちにも、神のことばに応える信仰が招かれている
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