マグダラのマリヤと女たちへの現れ｜復活の主と出会う朝

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🌱 はじめに

イエス様の十字架と復活――この大きな出来事のあと、最初に主に出会ったのは、マグダラのマリヤと数人の女性たちでした。深い悲しみの中にあった彼女たちに、主ご自身が現れてくださった場面には、深い愛と慰め、そして希望があふれています。今回はその出来事を、やさしく味わっていきましょう。

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📝 この記事を読むとわかること

• マグダラのマリヤとイエス様との再会の場面
• 墓の前での御使いとマリアの対話
• 復活の主が語られた使命の言葉
• 弟子たちへの知らせと福音の始まり

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📖 この箇所の文脈｜復活の朝の証人たち

前回は、イエス様のよみがえりについて見てきました。墓が空であることに気づいた弟子たちが帰った後も、マグダラのマリヤはその場を離れずに涙を流していました。その彼女に、まず御使いたちが語りかけ、続いてイエス様ご自身が現れます。また、ほかの女性たちにも現れ、「平安あれ」と語られました。

これは、復活の証人が女性たちであったという大切な出来事であり、主の恵みが静かに広がっていく始まりでもあります。

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🖼️ 原画：『マグダラのマリヤと女たちへの現れ』（らけるま作）

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🪷 やさしい解説

マグダラのマリヤは、深い悲しみの中で墓の前に立っていました。そこに二人の御使いが現れ、「なぜ泣いているのか」と語りかけます。彼女の心には、イエス様を失った深い痛みがありました。

その直後、マリヤのうしろに立っておられたのは、復活されたイエス様でした。けれど、最初はそれがイエス様であるとは気づけません。イエス様が彼女の名を呼ばれたとき――「マリヤ」――その一言で、彼女の目が開かれ、主に出会ったことを確信します。

主は彼女に「わたしにすがりついてはいけない」と語り、ご自分が父のもとに上ること、そして弟子たちにそのことを伝える使命を託されます。復活の第一の証人として、彼女は喜びのうちに走り出します。

また、他の女性たちにも主は現れ、「平安あれ」と語りかけられました。彼女たちは恐れながらも大きな喜びを抱き、弟子たちにこの出来事を伝えに行きました。

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🌼 こどもたちへのメッセージ

イエスさまは、ないているマリアにやさしく声をかけてくれました。わたしたちがかなしいとき、さびしいときも、イエスさまはちかくにいて、「○○ちゃん」と、なまえをよんでくれます。そのこえをきいて、わたしたちもイエスさまにこたえられますように。

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🎚️ 弟子の告白

主よ、あなたはわたしの名を呼んでくださる方。信じきれず、目の前にあなたがおられても気づけない弱さを持つ私を、決して見捨てないでいてくださるあなたに感謝します。マリヤのように、あなたのことばに耳を傾け、福音を告げ知らせる者として今日も歩みます。

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🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
1枚目：墓の中をのぞくマリアと、白い衣の御使いたちの静かな場面。
2枚目：イエスに出会うマリアと女性たち。よみがえりの喜びがあふれる場面。

【キャプション】
「マリア」と名を呼ばれたその瞬間、悲しみが喜びに変わりました。復活の主に出会う朝の光景を描きました。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/

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🎨 らけるまの創作メモ｜”名を呼ばれる”という奇跡

この絵を描いていたとき、心にあったのは「マリヤ」と名を呼ばれるあの瞬間の、神さまのまなざしでした。深い悲しみの中にある人にそっと寄り添い、名を呼び、目を開いてくださる主――そのやさしさと光を、絵筆に込めました。

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📝 この記事のまとめ

• 復活後、最初に主に出会ったのはマグダラのマリヤ
• 御使いとイエス様による問いかけ「なぜ泣いているのか」
• 「マリヤ」と呼ばれることで目が開かれた奇跡
• 女性たちに現れ、「平安あれ」と語る主の姿
• 証人としての使命を託された彼女たちの歩み

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🕊️ 結びの祈り

主よ、あなたがマリヤの涙に寄り添い、静かに名を呼ばれたように、今日もわたしたち一人ひとりに語りかけてくださることを感謝します。悲しみの中にある方に、あなたの光が届きますように。信じるすべての人が、復活の主に出会い、喜びと希望をもって歩めますように。

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🔔 次回の予告

次回は、「番兵たちの報告」マタイの福音書28章11－15節を読みながら、よみがえりを否定しようとする動きについて静かに見つめていきます。

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