🌱はじめに
黙示録19章の後半には、主イエス・キリストの再臨の荘厳な光景が描かれています。
今度来られるイエスさまは、十字架につけられた柔和な子羊ではなく、
「忠実で真実な方」、そして「王の王、主の主」として、
全地をさばく義の王として来られます。
この記事では、イエス・キリストの地上再臨の意味とその姿を、
やさしく深く味わっていきましょう。
📝この記事を読むとわかること
- 黙示録19章における再臨の描写と意味
- 裁き主・王として来られるキリストの姿
- 天の軍勢とともに来られるキリストの目的
- 原画が描き出す再臨のビジョン
- 初臨・空中再臨・地上再臨の流れ
🖼️ 原画:『イエス・キリストの地上再臨』(らけるま作)

🪷やさしい解説
🔥 裁き主として来られるキリスト(11〜13節)
ヨハネが天を見上げると、白い馬に乗ったお方の姿が現れます。
その名は「忠実で真実な者」。
彼は義によってさばき、戦うお方です。
- その目は燃える炎のよう
- 頭には多くの冠(王冠)
- 血に染まった衣をまとい、その名は「神の言」
この姿は、イザヤ63章で預言された「復讐の日を告げる主」の成就でもあります。
👑 王の王、主の主として(14〜16節)
キリストの後ろには、天の軍勢が従っています。
白い馬に乗り、清らかな麻布を着た者たち――
これは天使と、キリストに属するすべての聖徒を表しています。
しかし、実際に戦われるのはキリストお一人。
その口からは鋭い剣が出て、すべての国々を打つのです。
キリストの着物と腿には、
「王の王、主の主」という聖なる名が記されています。
それはこのお方が、すべての権威の上に立つ真の支配者であることの証です。
⚖️ 17–18節:大いなる鳥の宴
さらにヨハネは、一人の御使いが太陽の中に立ち、すべての鳥に向かって呼ばわる声を聞きました。
「さあ、神の大いなる食事に集まれ」と。
それは、王や将軍、兵士や自由人・奴隷を問わず、すべての人の肉を食べよという宣告でした。
この象徴的な光景は、人間の誇りや力がことごとく打ち砕かれ、
神の義のさばきの前に誰も立つことができないことを示しています。
🕰️ イエス・キリストの再臨とは? ― 三つのステージ
キリストの「再臨」とは、神のご計画の中で大きく三つの段階に分けて理解されます。
1. 初臨(しょりん)― 救い主として来られた
イエス・キリストは、約2000年前に人としてこの地上に生まれ、十字架の死と復活を通して、すべての人の罪を贖われました。これが「初臨」と呼ばれる出来事であり、神の愛と恵みがあらわされた瞬間です。
2. 空中再臨 ― 教会を迎えるために来られる
やがてイエスは、再び現れますが、その第一段階は「空中再臨」(携挙)と呼ばれます。
これは、信じる者たち(教会)が携え上げられるための来臨で、キリストは空中に留まり、聖徒たちを迎え入れます(テサロニケ第一4:16-17参照)。この時、主はまだ地上に降り立ちません。
3. 地上再臨 ― 王として来られる
黙示録19章で描かれているのが、この「地上再臨」です。
この時、イエスは白馬に乗って地に降り立ち、すべての国々を義によってさばき、神の王国を打ち立てられます。
この三つのステージは、イエスが救い主であると同時に、王であり、さばき主であることを私たちに教えてくれる大切な流れです。
🌼こどもたちへのメッセージ
イエスさまは、かならず もういちど来てくださるよ。
今度は、しろい馬にのって、天から王さまとしてこられるんだ。
わたしたちのまちがいをただして、世界をあたらしくしてくださるよ。
やさしい王さまを、しんじてまっていようね。
🎚️ 信仰のことば
「その着物と腿には『王の王、主の主』という名が記されていた。」
― 黙示録 19章16節
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
白馬に乗って再臨されるイエス・キリストを中心に、純白の衣を着た多くの聖徒たちが馬に乗って天から降りてくる場面。背景は青空。イエスの衣は赤く、王冠と杖を持っている。上空には喜びに満ちた表情の子ども天使が描かれている。
【キャプション】
再臨されるキリスト――義によってさばき、王として治めるお方。
白馬に乗って来られるイエスは、「王の王、主の主」として、
すべての民を義によって治める王。
私たちはその方とともに天から来る聖徒として描かれています。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
🕯️「それでも、まだ待っていてくださる」――大患難が始まる前に
ラッパの音は、愛のうちに鳴り響いています。
まもなく、イスラエルがある国と平和条約を結んだときに大患難時代、偽のキリストに従う時代が始まると言われています。
それは、聖書が語る「大患難時代」――信じる者さえ試される、深く苦しいとき。どんな備えも、大患難時代には通用しません。
お金も物も頼れないその時、唯一の避け所はキリスト。
信じることこそが、あなたの命を守ります。けれど、今ならまだ間に合います。
神さまは、滅びではなく希望の道を用意してくださっています。
🎨 らけるまの創作メモ|白馬に乗る王を描こうとした日
この再臨の場面を描いたとき、
心のなかには「主よ、来たりませ」という祈りが響いていました。
柔和な救い主としてのイエスさまと、
全能のさばき主として来られるイエスさま――
その両方の真実を、この一枚に込めたいと思ったのです。
白馬に乗る姿は威厳に満ちていますが、
そのまなざしは私たちを恐れさせるためではなく、
「正しくあれ」「真実であれ」と呼びかける慈しみに満ちていると信じています。
📝この記事のまとめ
- キリストの再臨は黙示録19:11から始まる
- 「忠実で真実な方」として裁き主の姿で現れる
- 天の軍勢は従うが、戦うのはキリストご自身のみ
- キリストは「王の王、主の主」として栄光を現される
- 再臨は希望とさばきの完成、そして真の支配の始まり
- 初臨・空中再臨・地上再臨という三段階の理解が助けになる
🕊️ 結びの祈り
主イエスさま、あなたが再び来られるという約束を、
今日あらためて心に受けとめます。
この世界に混乱や不正が満ちている今も、
あなたは必ず「王の王」として戻ってきてくださる――
その希望が、わたしたちの心を真実に導きますように。
どうか、読むひとりひとりが、
あなたの正義と愛に信頼し、
来るべき日を恐れるのではなく、喜びとともに待ち望むことができますように。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は「ハルマゲドンの戦い」(黙示録19:19–21)を取り上げます。
再臨されたイエス・キリストに対して、獣と地上の王たち、そしてその軍勢が最後の戦いを挑みます。
しかし、その結末は圧倒的に明らかです。
キリストは「王の王、主の主」として勝利され、
獣と偽預言者は生けどられて火の池に投げ込まれます。
これは、悪の終焉と神の国の完成を告げる力強い出来事です。
神の義と勝利がどのように描かれているのか――
ともに心静かに受けとめてまいりましょう。
📘 ヨハネの黙示録をもっとくわしく知りたい方へ
🔎 黙示録とはどんな書?終末の預言と希望のメッセージをやさしく解説しています。
🕊️ 聖書の最後に記されたこのヨハネの黙示録は、
恐れではなく、備えと希望のために与えられた、最も祝福された預言書です。
読む者、聞く者、心に留める者に祝福があると、はじめから約束されています
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。(黙示録1:3)。
どうか心を静めて、神の御声に耳を傾けてみてください。


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