大患難時代とは?――携挙後に始まる7年の試練

暗く荒れた地上に混乱と炎が広がる中、苦悩する人々が天を見上げる。遠くには、神の御手が静かに差し伸べられ、希望の光がかすかに輝いている。 終末の備え

🌱はじめに

聖書は、携挙の後に「大患難時代」と呼ばれる7年間の困難な時代が始まると語っています。 これは、地上に残された人々にとって、かつてない試練とさばきの時。 けれどこの黙示録的な時代もまた、神のご計画の一部です。

今回は、大患難時代とは何か、それが何のためにあるのか、聖書の光に照らして見つめていきましょう。


📝この記事を読むとわかること

  • 大患難時代とは何か(その期間と出来事)
  • 聖書における予言とその背景
  • なぜ患難が地上に訪れるのか
  • 今、私たちがなすべきこと

🖼️ 原画:『たえがたき日々の中で』(らけるま作)

暗く荒れた地上に炎と混乱が広がり、人々が悩み苦しみながらも天を見上げる様子。神の御手が遠くに差し伸べられている構図。
『たえがたき日々の中で』――それは、神が人類に最後の警告を与える時代。けれどなお、天には救いの門が開かれている。

🚷️やさしい解説

大患難時代(The Great Tribulation)は、携挙のあとに始まる7年間の試練の時期です。 反キリストが登場し、戦争、飢饉、疫病、地震、迫害などが地上を覆います。

主イエスご自身もこう語られました:

「そのときには、世の初めから今に至るまで、かつてなかったような大きな患難があるからである。」 ――マタイ24:21

この時代は、イスラエルと全世界へのさばきの期間であり、同時に神が最後の救いのチャンスを差し出す、愛の警告でもあります。


🌼こどもたちへのメッセージ

聖書には、世の終わりにとても苦しい時がくると書かれています。 でもね、イエスさまを信じているなら、その前に天に引き上げられて、守られるよ。

いま、イエスさまを心にお迎えして、一緒に天をめざそうね。


⚫️ 信仰のことば

「見よ、主の怒りの日が来る。……その日には、天の万象は崩れ、地はゆり動く。」 ――イザヤ13:9,13(抜粋・口語訳)

さばきの火は厳しく見えますが、その中にもなお「救いの門」は開かれています。


✨なぜ患難が来るの?

神は決して「怒りたいから怒る」方ではありません。

それでも患難が訪れるのは、人々が何度も神を拒み、悔い改めようとしないまま、自分を神としようとしてきたからです。

大患難時代は、人の罪への最終的な警告であり、残された者たちが目を覚まし、最後の機会に神のもとに帰るための時間でもあります。


🖼️ 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】 暗く荒れた地上に炎と混乱が広がり、人々が悩み苦しみながらも天を見上げる様子。神の御手が遠くに差し伸べられている構図。

【キャプション】 『たえがたき日々の中で』――それは、神が人類に最後の警告を与える時代。けれどなお、天には救いの門が開かれている。


🎨 らけるまの創作メモ|絶望の中の小さな光

この作品を描いたとき、荒れ果てた地上の風景の中に、あえて「見えない希望の光」を描こうとしました。

大患難という言葉には恐ろしさがあります。 けれど、聖書が示すのはただの破壊ではなく、その中でも「救われる人がいる」という真理です。

光は見えにくくとも、たしかにそこにある――そう信じて描いた一枚です。


📝この記事のまとめ

  • 大患難時代は携挙後に始まる7年の試練
  • 世界規模の混乱と反キリストの支配が訪れる
  • イスラエルと全人類へのさばきと最後のチャンス
  • 今、信じることで患難から守られる

❓Q&A:大患難時代についてよくある質問

Q1:大患難時代は本当に来るの?

A:はい。聖書には明確にそのことが予言されています。

Q2:どれくらいの長さですか?

A:7年間と記されています(ダニエル書9:27など)。

Q3:その間、救われる人はいますか?

A:はい。困難の中でも神を信じる者は救われます。

Q4:信じていれば、大患難は避けられますか?

A:イエス・キリストを信じ、携挙に与るなら、患難の時代を避けることができます。


🕊️ 結びの祈り

主よ、あなたのさばきは義しく、あなたのあわれみは限りないことを信じます。

どうか、まだ救いを知らない魂が、患難が訪れる前にあなたに立ち帰ることができますように。

私自身も、この恵みのときに目を覚まし、救いの喜びを証しする者でいられますように。

アーメン。


🔔 次回の予告

「反キリストの登場――惑わしの支配者とは?」


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✨感謝のことば
最後まで読んでくださって、ほんとうにありがとうございます。
あなたの心に、今日も小さな光が灯りますように――
またいつでもお越しくださいね🕊️
終末の備え
著作権
本作品は、聖書に忠実に、神様との対話の中で心を込めて描いた原画です。文化庁に著作権登録済みであり、無断使用・転載はご遠慮くださいますようお願いいたします。 This artwork was prayerfully created in faithful reflection of the Bible and through a personal dialogue with God. It is registered with the Agency for Cultural Affairs, Japan. Unauthorized use or reproduction is not permitted.
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