狭い門から入りなさい ― 山上の説教から学ぶ心の道しるべ

青空の下、イエスが山の上で群衆に語りかける様子。色とりどりの衣をまとった人々が座り、中央に立つイエスは両手を広げてやさしい表情で教えている。左上に「山上の説教」、中央に「19.狭い門について」と黄色の文字が配置されている。 教えとたとえ話|心に届くことば

🌱はじめに

山の上に腰かけて、やさしく語りかけるイエスさまの声が聞こえてくるようです。
「狭い門から入りなさい」――この言葉は、少しむずかしく聞こえるかもしれませんが、そこには深い愛と導きがあります。
この小さな門の向こうに広がるのは、いのちと平安に満ちた道。今日は、そんなイエスさまの教えを、いっしょに見つめてみましょう。


📝この記事を読むとわかること

  • 「狭い門」の意味と背景
  • 山上の説教に込められたイエスの愛
  • 子どもにも伝えやすいやさしいメッセージ
  • 原画制作の裏側と想い
  • 祈りの中で心に届けたい信仰のことば

🖼️ 原画:『狭い門について』(らけるま作)


🪷やさしい解説

イエスさまは「狭い門から入りなさい」と語られました(マタイ7:13–14)。
この「門」は、たとえ小さく見えても、神さまに近づくためのまっすぐな道を指しています。広くて歩きやすそうな道は、心を見失いやすく、かえって迷ってしまうことも。
けれど、狭くても、誠実に、愛とまことを大切に歩んでいけば、そこにいのちの喜びがあります。
イエスさまは、私たち一人ひとりにその道を見いだしてほしいと願っておられるのです。


🌼こどもたちへのメッセージ

たくさんの人が通る大きな道もあるけど、イエスさまは「ほんとうにたいせつな道」はちょっとせまくて、目立たないかもしれないよって教えてくれたよ。
だけどね、その道をいっしょにあるいてくれるのがイエスさまなんだよ。こわがらないで、心のやさしさをたいせつにしてね。


🎚️ 信仰のことば

狭い門からはいれ。―― マタイ7:13
命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない。

イエスさまのまなざしは、いつも静かに、けれど深くわたしたちを招いています。


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
イエス・キリストが山上で群衆に向かって教えを語っている場面。人々が熱心に耳を傾けており、「狭い門から入りなさい」との教えが中央に記されている。

【キャプション】
イエスさまが山の上で語られた「狭い門」の教え。広く見える道ではなく、真理に導く細い道を歩むようにと、私たちにやさしく呼びかけています(マタイ7:13-14、ルカ13:24)。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳が入っています。


🎨 らけるまの創作メモ|狭い門を描こうとした日

この絵を描いたとき、私は「人には見えにくいけれど、神さまに近づく道ってどんなものだろう?」と心に問いかけていました。
イエスさまが話しておられる姿を、明るく、でもどこか静けさのある雰囲気で表現したくて、群衆のひとりひとりにも命が宿るよう、色を丁寧に重ねました。
「狭い門」は、決して怖いものではなく、神さまが用意されたやさしい入口。そのあたたかさが、見る人の心にも届きますように。


📝この記事のまとめ

  • 「狭い門」は命への道のたとえ
  • イエスさまは誠実な歩みを大切にされている
  • 子どもにもわかるように、やさしい心で伝えられる教え
  • 原画には山上の説教の一場面が描かれている
  • 信仰の道は細くても、イエスさまが共に歩んでくださる

🕊️ 結びの祈り

主よ、あなたが語られた「狭い門」の教えを、今日あらためて受けとめます。
にぎやかで目立つ道よりも、静かにあなたに従う道を歩ませてください。
迷うときも、不安なときも、あなたの御声を聞き、信じて進むことができますように。
この記事を読んでくださったすべての方の歩みが、あなたの光に照らされますように。アーメン。


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