天に宝をたくわえるとは?イエスさまが教えたほんとうの宝もの

青空の下、イエスが山の上で群衆に語りかける様子。色とりどりの衣をまとった人々が座り、中央に立つイエスは両手を広げてやさしい表情で教えている。左上に「山上の説教」、中央に「13.天に宝をたくわえることについて」と黄色の文字が配置されている。 教えとたとえ話|心に届くことば

🌱 はじめに

「天に宝をたくわえなさい」とイエスさまは語られました。
でも「天に宝をたくわえるって、どういうこと?」と、少しむずかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

イエスさまのこの教えには、見えないけれど大切な心のあり方、そして永遠に残る価値が込められています。
今回は、色とりどりの原画とともに、この聖書のことばをやさしく見つめてみましょう。


📝 この記事を読むとわかること

  • 「天に宝をたくわえる」とはどういう意味か
  • 地上のものにとらわれすぎない心の持ち方
  • イエスさまが教えられた、心の宝の価値
  • 子どもにも伝えたい、やさしい信仰のたとえ

🖼️ 原画:『天に宝をたくわえることについて』(らけるま作)

イエスさまが山の上で、人々に「天に宝を積む」ことについて教えている場面。人々はカラフルな衣を着て静かに耳を傾けている。空には雲が浮かぶ。
地上にではなく、神さまの国に宝をたくわえなさい――と語られるイエスさまの教え(マタイ6:19–21)。心を天に向けて歩みましょう。

🪷 やさしい解説

イエスさまは、地上の宝――お金や物など、こわれたりなくなってしまうものに心をとらわれすぎないように、と教えてくださいました。

「天に宝をたくわえる」とは、神さまの前での正しい心、やさしさ、信頼、祈り、愛の行い――
そうしただれにも見えないけれど大切な心の実りを大切にするということです。

たとえば、

  • だれかのために祈るとき
  • そっと手をさしのべるとき
  • こどもにやさしく声をかけるとき

それらは、神さまのもとにある「天の宝」として、大切に積まれていくのです。
イエスさまは、「宝のあるところに、心もある」と語られました。
だからこそ、わたしたちの心を、神さまの国に向けて歩んでいきたいですね。

🌼 「天に宝をたくわえる」とは?

イエスさまは、こう言われました。

「自分のために地上に宝をたくわえるのではなく、
天に宝を積みなさい。そこには虫も食わず、盗人も来ない。」(マタイ6:19–21)

これは、お金や物を持つことが悪いというのではなく、「何のために、何に心を向けて生きているか」が問われているのです。


🍃 地の宝とは?

  • お金、持ち物、地位、名誉、評価など…
  • 大切に思っても、いつかは失われるもの
  • 盗まれたり、こわれたり、なくなってしまう

☁️ 天の宝とは?

  • 神さまの愛を信じて行うやさしい行い
  • 誠実な祈り、赦し、だれかを思いやる心
  • 他の人のためにそっとささげた時間や祈り

天の宝とは、神さまが見ていてくださる愛とまごころの実りです。
それはだれにも奪われない、永遠の価値がある宝物。

イエスさまは、「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」と言われました。
つまり、心がどこに向いているかが、私たちの歩みをつくっていくということなのですね。

イエスさまは、地上の宝――お金や物など、こわれたりなくなってしまうものに心をとらわれすぎないように、と教えてくださいました。

「天に宝をたくわえる」とは、神さまの前での正しい心、やさしさ、信頼、祈り、愛の行い――
そうしただれにも見えないけれど大切な心の実りを大切にするということです。

たとえば、

  • だれかのために祈るとき
  • そっと手をさしのべるとき
  • こどもにやさしく声をかけるとき

それらは、神さまのもとにある「天の宝」として、大切に積まれていくのです。
イエスさまは、「宝のあるところに、心もある」と語られました。
だからこそ、わたしたちの心を、神さまの国に向けて歩んでいきたいですね。


🌼 こどもたちへのメッセージ

イエスさまは言いました。
「おかねやものばっかりを集めるんじゃなくて、神さまに見ていてほしいことを、こころにいっぱいためていこう」って。

やさしくしたこと、だれかのためにがまんしたこと、おいのりしたこと――
それはみんな、天にある「神さまのたからばこ」に、そっとしまわれていくんだよ。

だれにも見えないけれど、神さまがちゃんと見て、だいじにしてくれているよ🕊️✨


🎚️ 信仰のことば

「あなたの宝のある所には、心もあるからである。」
(マタイ6章21節)


🖼 原画アイキャッチ情報

【代替テキスト】
イエスさまが山の上で、人々に「天に宝をたくわえる」ことについて教えている場面。人々はカラフルな衣を着て静かに耳を傾けている。空には雲が浮かぶ。

【キャプション】
地上にではなく、神さまの国に宝をたくわえなさい――と語られるイエスさまの教え(マタイ6:19–21)。心を天に向けて歩みましょう。

📌原画には、パブリックドメイン口語訳入っています。


🎨 らけるまの創作メモ|ほんとうの宝を描こうとした日

この絵を描いた日は、「見えないけれど大切なものってなんだろう?」と考えながら、やさしい気持ちで筆を動かしていました。
お金や持ち物は大事なときもあるけれど、それよりもっと、祈りや思いやり、誰かをゆるす気持ち…

そういう「天の宝」を、心の中にたくさん積んでいけたらいいなって。
イエスさまは、その宝の重みをだれよりも知っていて、「それを見失わないでね」と言ってくださっているように感じました。


📝 この記事のまとめ

  • 「天に宝をたくわえる」とは、神の前での愛と誠実の積み重ね
  • 地上の宝は一時的なもの、天の宝は永遠に残る
  • 小さな祈りや行いも、神さまは見ていてくださる
  • 子どもにも伝えたい、心の宝を大切にする生き方
  • 原画には、見えないけれど光る信仰の実りが描かれている

🕊️ 結びの祈り

天のお父さま、
私たちが、見える宝ではなく、あなたのもとにたくわえる「天の宝」を大切にしていけますように。

だれにも気づかれないやさしさや、心からの祈り、愛あることばを、あなたが喜んで受け取ってくださることに感謝します。
どうかこのブログを見てくださった方の歩みに、今日も静かな励ましと光をお与えください。

私たちの心が、あなたの宝のある場所に向けられますように。
イエスさまのお名前によって祈ります。アーメン。


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