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🌱はじめに
「明日のことを思いわずらうな」――
イエスさまは、山の上でこのように語られました。
わたしたちは日々の暮らしの中で、つい不安や心配ごとに心を奪われてしまいます。
でも、神さまは「空の鳥」や「野の花」でさえ養っておられるのです。
このイエスの教えは、忙しい時代を生きる私たちに、やさしく寄り添うメッセージです。
今日という日に、神さまの恵みを見つけていきましょう。
📝この記事を読むとわかること
- マタイ6:25-34/ルカ12:33-34の意味と背景
- イエスの語った「思いわずらい」の本質
- 日々の不安の中でも信仰を保つためのヒント
- 子どもにも伝えたい、やさしい励ましのことば
- 原画に込められた「安心」のメッセージ
🖼️ 原画:『思いわずらいについて』(らけるま作)
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🪷やさしい解説
イエスさまは、「何を食べようか、何を着ようか」と思いわずらうことよりも、「まず神の国とその義を求めなさい」と語られました。
これは、「何もしなくてもいい」という意味ではありません。
むしろ、「神さまがすべてをご存じで、必要を備えてくださることを信じて、一日一日を信仰の中で歩もう」という励ましです。
不安はあって当然。でも、その不安のなかでも、天の父はわたしたちを見捨てない――
この約束が、日々を支える力となるのです。
🌼こどもたちへのメッセージ
イエスさまは、「心配しないで大丈夫だよ」って言ってくれているよ。
とりさんやお花がちゃんと育つように、神さまはあなたのことも毎日見ていてくださるんだ。
だから、おだやかな気持ちで今日をすごしてみようね🌸
🎚️ 信仰のことば
だから、明日のことを思いわずらうな。明日のことは明日が思いわずらうであろう。
一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
― マタイ6:34
この言葉は、信じる者に与えられた「今日という日を生きる恵み」です。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
山上で群衆に向かい語るイエス。鮮やかな衣をまとった多くの人々が、真剣に話を聞いている。空の鳥と野の花の例えを通して、思いわずらわないようにと教えている場面。
【キャプション】
「思いわずらうな」――イエスは、神がすべてを養ってくださることを語り、
不安を手放す信仰の道を示されました。
―― マタイ6:25-34、ルカ12:33-34
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が入っています。
🎨 らけるまの創作メモ|心配の色を和らげる日
この絵を描くとき、私自身も「心配」という思いに包まれていました。
けれど、イエスさまの言葉にふれるたびに、心の中の曇りが少しずつ晴れていったのです。
見上げれば空、足もとには花――
神さまの創られた自然には、何も無駄がなく、ちゃんと養われている姿があります。
だからこの絵の色づかいには、「心配を超える色」をそっと重ねていきました。
見てくださった方の心にも、やさしい安心が届きますように。
📝この記事のまとめ
- 「思いわずらうな」はイエスの深い励まし
- 神が必要を知って備えてくださるという信仰
- 今日という日に目を向ける大切さ
- 子どもにも伝わる、やさしい視点の解説
- 原画には「神への信頼」が静かに描かれている
🕊️ 結びの祈り
やさしい天の父よ、
私たちは日々、小さなことで思いわずらい、心を曇らせてしまいます。
どうかあなたの御言葉に立ちかえり、
「今日という日」を信頼のうちに歩むことができますように。
空の鳥や野の花のように、
ありのままで、あなたにゆだねる心をお与えください。
この祈りを読んでくださったすべての方に、
今日も平安と静けさがそっと寄り添いますように。
アーメン。
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