🌱 はじめに
サウロの劇的な回心のあと、初代教会は世界へと拡がり始めました。
その歩みの中で、主イエス・キリストの御名によるいやしと復活の力が、信じる者たちに現れていきます。
この章は、ペテロが主の力によって多くの人々に希望といのちを届けた、あたたかい証しです。
✨ 使徒の働き ✨
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前回の記事「ダマスコ途上での出来事とサウロの宣教」はこちらからご覧いただけます
📝 この記事を読むとわかること
- ペテロがルダの町で出会った中風のアイネヤのいやし
- タビタが主によって生き返るという奇跡
- いやしと復活の出来事が、町の人々の信仰をどう変えたか
- 初代教会が生きる共同体として広がっていった背景
📖 この箇所の文脈
サウロ(後のパウロ)の回心と宣教が始まったあと、ペテロもまた主の導きに従って各地を訪れていました。
彼の歩みに、神の力あるしるしが伴い、病のいやしや死者の復活という奇跡が現れました。
その出来事は、信じる共同体が確かな希望と力をもって成長していくことを示しています。
🖼️ 原画:『ペテロによるアイネヤのいやしとタビタの生き返り』(らけるま作)


🪷 やさしい解説
この章は、ふたつの大きな出来事を通して、主イエス・キリストが今も変わらず働かれることを教えてくれます。
📌 アイネヤのいやし(使徒9:32‑35)
ペテロは各地を巡り歩き、主イエスの福音を語っていました。
ルダという町で、8年間も床に伏していたアイネヤという人に出会います。
その人は中風で動くことができませんでした。
しかし、ペテロは「イエス・キリストがあなたをいやしてくださる」と言いました。
するとアイネヤはすぐに起き上がり、床を取り上げることができたのです。
その奇跡を見た人々は、主に立ち帰り信頼を深めました。
📌 タビタが生き返る(使徒9:36‑43)
ヨッパという町には、タビタ(ドルカス)という良い行いと施しにあふれた婦人がいました。
人々に愛されていた彼女が病気で死んでしまうと、信者たちは悲しみました。
ペテロは彼女のもとに呼ばれ、屋上で泣きながら集まっている人々の前で祈りました。
そして、「タビタよ、起きなさい」と言うと、タビタは目を開き、再び生き返ったのです。
この出来事はヨッパ中に知れ渡り、多くの人が主を信じるようになりました。
🌼 こどもたちへのメッセージ
アイネヤもタビタも、体が弱かったり、死んでしまったりして、もう助けられないように見えました。
でも、神さまは、どんなときでも希望を与えてくださいます。
イエスさまの力は、生きている人をいやし、死んだ人までも生き返らせるほど大きいのです。
私たちも、どんなにつらいときでも、イエスさまがそばにいてくださると信じて歩んでいきましょう。
🎚️ 弟子の告白
主よ、私はいつも強い信仰を持っているわけではありません。
病気や悲しみに出会うと、どうしてよいかわからなくなります。
けれど、あなたの御名にはいやしといのちを与える力があると信じます。
私の弱さの中にあっても、あなたの導きに従い、あなたの愛を伝える者として用いてください。
主よ、どうか私を清め、日々あなたのしるしを見つめながら歩んでいけますように。
アーメン。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
ペテロがアイネヤをいやし、タビタを生き返らせる場面を描いたイラスト。アイネヤは立ち上がり、タビタはペテロの言葉で目を開ける瞬間が表現されている。
【キャプション】
主の力によって、ペテロがアイネヤのいやしとタビタの復活を成し遂げる。使徒9:32‑43に基づく、希望といのちの物語。
📌 原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|いやしと新しいいのちを描いた日
この絵を描いた日の心の中には、「希望」がありました。
病で苦しむ人、死を見つめる人のそばに、主はそっと寄り添ってくださる。
アイネヤが立ち上がる瞬間、タビタが目を開く瞬間を描きながら、私は主の愛がどんな暗闇の中にも届くことを心に刻みました。
見る人の心にも、光といのちが届きますように––そんな祈りをこめて描いた一枚です。
📝 この記事のまとめ
- ペテロはルダで中風のアイネヤをいやした
- タビタは主によって生き返り、共同体に希望を与えた
- どちらの出来事も、主の力と信仰が人々に深い影響を与えた
- 奇跡は自然現象ではなく、神の愛の現れである
🕊️ 結びの祈り
主よ、あなたのいやしといのちは、私たち一人ひとりの心に深く触れています。
私たちが弱さの中にいるときも、あなたは変わらずに寄り添ってくださいます。
この記事を読む皆が、あなたの愛を感じ、勇気と希望を新たにしますように。
そして、どんなときにもあなたに信頼し続ける者として歩めますように、とりなしてください。
アーメン。
🔔 次回の予告
次回は、「コルネリオとペテロが見た幻による異邦人の救い」――使徒10章1‑11章18節。
主がどのようにすべての人を愛し、救いへと招いておられるかを、ともに学んでいきましょう。
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