🌱 はじめに
わたしたちは、日々の生活の中で、誰にも知られない「小さなごまかし」や「偽りの心」と向き合うことがあります。この聖書の場面は、そんな私たちの心に静かに問いかけてきます。「本当に正直であることとは?」「神の前に立つとき、私の心はどうだろうか?」と。
今回は『使徒の働き』5章1〜11節に描かれる、アナニヤとサッピラの出来事を通して、神の前に正直に生きることの大切さを見つめてみましょう。
✨ 使徒の働き ✨
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📝 この記事を読むとわかること
- アナニヤとサッピラの罪の本質
- 初代教会における「共有」と「誠実」の意味
- 偽りがもたらす霊的な影響
- 私たちが学ぶべき心のあり方
📖 この箇所の文脈
『使徒の働き』4章の後半では、信者たちが心を一つにして持ち物を共有し、必要に応じて財産を売って捧げるという、信仰と愛にあふれる共同体の姿が描かれていました。バルナバはその代表的な人物として紹介されています。
その直後に登場するのが、アナニヤとその妻サッピラの物語です。この出来事は、信仰共同体における「偽り」がどれほど深刻な影響をもたらすのかを示す、非常に印象的な場面です。
🖼️ 原画:『アナニヤとサッピラの偽り』(らけるま作)

🪷 やさしい解説
🔹自由意志からの献げであるはずが… アナニヤとサッピラは土地を売り、その代金の一部を使徒たちの前に持ってきました。一見、善意の行いのようですが、問題は「全額を捧げた」と偽ったことでした。献げ物は強制されたものではなく、自由意志に任されていたのです。
🔹ペテロの問いかけと、聖霊への偽り ペテロは、アナニヤの偽りを見抜き、「あなたは人にではなく、神に偽った」と語ります。このことばは、私たちが表面的な行動だけでなく、心の中の動機や誠実さも見られているという真理を静かに教えてくれます。
🔹サッピラも同じ道へ 夫の死を知らないままやって来たサッピラもまた、偽りの答えをし、同じように倒れて息絶えます。この出来事を通して、信仰共同体の中にある「一致」や「真実」の尊さが浮き彫りになります。
🔹恐れと敬意が教会に満ちた この出来事は、初代教会全体に深い畏れと敬意をもたらしました。神は心をご覧になるお方であり、その臨在の中では、偽りは隠し通せないのです。
🌼 こどもたちへのメッセージ
神さまは、わたしたちの心の中までちゃんと見ていてくださるんだよ。たとえ人にはバレなくても、うそをついたり、ごまかしたりすると、神さまは悲しまれるの。
でも、まちがえてしまっても、イエスさまに「ごめんなさい」って言うと、神さまはゆるしてくださるよ。だから、いつもほんとうの心で神さまにお話ししようね。
🎚️ 弟子の告白
主よ、私はまだまだ弱く、心の中に小さな偽りを抱えてしまうことがあります。人の目を気にしてしまい、あなたの前に正直になれないこともあります。
でも、あなたはすべてをご存じで、それでも変わらず私を愛し、導いてくださるお方。
どうか、私の心をきよめてください。あなたにだけ従いたいという願いを、日々の中で強めてください。私は御国を望みつつ、誠実な弟子として歩んでいきたいのです。
🖼 原画アイキャッチ情報
【代替テキスト】
アナニヤとサッピラの偽りの罪と、その結果を描いた手描きイラスト。ペテロに問い詰められたアナニヤとサッピラが、それぞれ倒れて息絶える様子と、周囲の人々の驚きが描かれている。
【キャプション】
「偽りの心は、神に対しての心」――アナニヤとサッピラの出来事を通して、誠実さと聖霊に対する敬意の大切さを描いた場面(使徒の働き5章1〜11節より)。
📌原画には、パブリックドメイン口語訳が含まれています。
https://j-bible.jimdofree.com/
🎨 らけるまの創作メモ|偽りの重みを描こうとした日
このイラストを描いた日、心にあったのは「ほんとうのことを言うって、勇気がいるな」ということでした。
アナニヤとサッピラが倒れる場面はショッキングですが、それだけ神さまが「心の真実さ」を大切にされているんだと感じます。
ペテロの問いかけには、今を生きる私たちへのメッセージも込められているように思いました。神さまの愛は、いつも真実の中にある。そのことを忘れないでいたいと思って描きました。
📝 この記事のまとめ
- 偽りの心は、神に対するものとなる
- 自由意志の中での献げの意味
- 教会の中での誠実さと一致の大切さ
- 神は心を見られるお方である
- 恐れと敬意が信仰を守る
🕊️ 結びの祈り
主よ、わたしたちの心に光を注いでください。
小さな偽りやごまかしに心を奪われるとき、あなたのまなざしを思い出させてください。
どうか、真実に歩む力を、聖霊によって私たちに与えてください。
あなたにすべてを委ねることができるよう、今日も静かに導いてください。
この記事を読んでくださった方の心にも、あなたの平和が豊かにありますように。
アーメン。
🔔 次回の予告
「使徒たちのしるしと不思議なわざ」使徒5章12-16節
次回は、使徒たちを通してなされた神さまの不思議なわざと、教会の広がりについて見ていきましょう。
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