Stepping Out of the Ark – Held in God’s Memory, Led into Worship
🌸導入文|Introduction
長い間箱舟に閉じ込められていたノアとその家族にとって、創世記8章は「再び踏み出す」第一歩の章です。神がノアを”覚えておられた”という言葉に込められた深い思いと、鳩が運んできた若枝、そして祭壇の礼拝。信仰の旅における「守り」と「応答」を、優しくたどっていきましょう。
🎨️ 原画:『平和のしるし』(らけるま作)
“Sign of Peace” by Rakeruma

📌 この原画には、パブリックドメイン口語訳(創世記8:1〜14)が入っています。
🪷やさしい解説
Gentle Commentary
神の守り
God Remembers
創世記8章1節に記された「神はノアと箱舟の中にいたすべての生きものを覚えておられた」という言葉は、ただ忘れていなかったという意味ではなく、心に留め、行動を起こされたことを意味します。箱舟の中の命を守るために、神は地に風を吹き渡らせました。
これは神と人との契約に基づいた深い配慮の現れです。私たちもキリストを通して神と結ばれた契約関係にあるからこそ、神は日々私たちを覚え、見守っていてくださるのです。
水が引き始める
The Waters Recede
神の風によって水は静まり、地下の源と天の窓が閉じられ、地の上の水は少しずつ引いていきました。これは創世記1章の天地創造を思い起こさせる場面です。混沌の中から秩序が生まれ、地に命の準備が整えられていきます。
箱舟は第7の月の17日にアララテ山にとどまり、やがて高い山々、低い山々が現れ始めました。そしてノアはカラスを放ち、さらに3度の鳩の飛行で、水が引き、地が整っていることを確かめていきました。
2度目の鳩がオリーブの若枝をくわえて戻ってきたとき、ノアは心から安堵したことでしょう。それは、平和と再生のしるしだったのです。
🎨 原画アイキャッチ情報
Image Details
日本語
- 代替テキスト:箱舟がアララテ山にとどまり、ノアが鳩を放った。鳩はオリーブの若枝をくわえて戻り、ノアはやさしくそれを受け取る。
- タイトル:大洪水の終わり 〜平和のしるしを携えて〜
- キャプション:水が引き、希望が見え始めたとき。鳩が運んできたオリーブの若枝は、神が新しい世界への道を開かれたしるし。ノアの安堵と感謝の表情が心に残ります。
English
- Alt Text: The ark rests on Mount Ararat as Noah releases a dove. The dove returns with an olive leaf, which Noah gently receives with a look of relief.
- Title: The End of the Flood – Bearing the Sign of Peace
- Caption: As the waters recede and hope begins to emerge, the dove’s olive branch signifies God’s promise of new beginnings. Noah’s quiet relief tells a story of trust and renewal.
🎨️ 原画:『感謝の炎』(らけるま作)
“Flame of Gratitude” by Rakeruma

📌 この原画には、パブリックドメイン口語訳(創世記8:15〜22)が入っています。
🪷やさしい解説
Gentle Commentary
箱舟を出るノア
Noah Leaves the Ark
箱舟を出たノアが最初に行ったこと。それは祭壇を築き、神に礼拝を捧げることでした。彼は清い動物と鳥のうちからいくつかを取り、燔祭(全焼のいけにえ)として主にささげます。
ここに初めて「祭壇」という言葉が登場し、エデンの園が失われた後においても、人は神に近づく場所を必要としていたことが分かります。
神はノアの礼拝を受け入れ、二度と地を呪うことはしないと約束されました。「人の心は幼い時から悪である」という現実を見つめつつも、神の応答は裁きではなく、あわれみと恵みによるものでした。
ノアは急がず、神の声がかかるまで箱舟の中にとどまり続け、従順のうちに時を待ちました。信仰の歩みとは、ただ行動するだけでなく、静かに待つこともまた大切なのです。
🎨 原画アイキャッチ情報
Image Details
日本語
- 代替テキスト:箱舟を出たノアの家族が、赤々と燃える祭壇の前で祈りをささげる様子。動物たちも静かに見守る。
- タイトル:祭壇を築く 〜救いへの感謝と礼拝〜
- キャプション:洪水を経て救われたノアの家族が神にいけにえをささげ、礼拝を捧げる場面。神はその香りを喜ばれ、地を二度と呪わないと語られました。
English
- Alt Text: After exiting the ark, Noah and his family offer burnt sacrifices before a blazing altar, surrounded by animals in a scene of quiet reverence.
- Title: Building the Altar – Worship of Gratitude After Salvation
- Caption: Having been saved from the flood, Noah’s family gives thanks through sacrifice. God accepts their worship and declares a lasting promise of mercy for the earth.
🎨️ らけるまの創作メモ
Creation Notes
山々が姿を現し、鳩が空を舞うとき——
そのくちばしに宿る一本の若枝が、静かにノアの心を満たしました。
この絵には、神様に覚えられていた者の安堵と、
箱舟がアララテ山にとどまった確かな希望を込めています。
紙の上に描くにはあまりにも広く深い神の御業。
でも、ほんの一片でもそのご栄光を証しできるように、
祈りながら、筆を動かしました。
🙏️ 結びの祈り
Closing Prayer
主よ、あなたがノアを忘れずに覚えていてくださったように、私たちの歩みも見守り、導いていてください。私たちが感謝をもって礼拝し、あなたの声を静かに待つことができますように。あなたの約束を信じ、あわれみに生きる力をお与えください。アーメン。
📝この記事のまとめ
Summary Points
- 神はノアと箱舟の中の命を「覚えておられた」
- 水は引き始め、箱舟はアララテ山にとどまった
- 鳩が運んだ若枝は、希望と再生のしるし
- ノアは最初に祭壇を築き、主を礼拝した
- 神は人の弱さを知りつつも、再び地を呪わないと約束された
🌍 Summary in English
- God remembered Noah and all living beings in the ark.
- The waters receded, and the ark came to rest on Mount Ararat.
- The dove brought back an olive leaf – a symbol of hope and renewal.
- Noah’s first act after exiting the ark was to build an altar and worship God.
- God, seeing humanity’s weakness, promised never again to curse the earth.
May we trust in God’s remembrance and respond with faithful worship and quiet obedience. 🙏


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